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岩手古民家再生_4・壁天井断熱気密

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きのうの写真のように床面の断熱気密化後、
室内側では、構造材の間にグラスウールを充填し、ビニールシートで
気密層を連続させる工事を行います。
もちろん床面の気密層とも連続させて、一体の気密層を形成させるのです。
断熱材の外側には防湿シートが張り込まれ、通気層確保のための
胴縁材が止められて、外装材の受け材としても機能します。
こうすることで、室内の微気候がコントロール可能な状態になります。
この古民家では、再生後、気密測定したところ
1.5cm2/m2という気密レベルになっていました。
3地域(全国を5つの性能レベルに仕分ける国交省が定めた基準)としては
たいへん優秀な高断熱高気密住宅にできたわけですね。
基本的な性能向上のための工事は、ここで完成し
再生工事としては、このあとは内装・外装の仕上げ工事になります。
また、ここでは採光の確保のためにいくつかの天窓を開口させる工事を
行っています。(これはあした、掲載します)
この住宅の工事の模様や、完成後のみごとなインテリア空間の写真などは
4月15日発売のリプラン東北版で、掲載する予定です。
ぜひご覧いただけたらと思います。
って、完全に雑誌セールスモードであること、お詫びいたします(笑)。
でも、こういう基本的な高断熱高気密のスタイルで
古民家を再生できたという事例はすばらしいと思います。
きっと、みなさんのお住まいの地域でもよく見かけるような
古くから存在している地域のランドマークの古民家が
現代の最高水準の居住環境を実現して、
次の時代に受け継がれる、ということなんですよね。
ただし、こうした断熱気密のきちんとした工事ができなければならない。
そういう気概を持った地域の工務店・ビルダーが不可欠です。
わたしのブログ、まぁほとんど書き込みもいただけない地味なものなんですが
おかげさまで楽しみに見ている方もいるようです。
昨日、福島県会津から4名の工務店の方が来られ、
って、ちょうど建材屋さんの商品展示会に来たついでに寄っていただけたのですが・・。
うれしかったです。
ご期待に添えるように、継続しかありませんので、
がんばって、「毎日更新」続けていきます、ご愛読よろしく。

3 Responses to “岩手古民家再生_4・壁天井断熱気密”

  1. >わたしのブログ、まぁほとんど書き込みもいただけない地味なものなんですが
    >おかげさまで楽しみに見ている方もいるようです。
    読者は沢山いるはずですよ。でも、コメントしてもどうせ応答がないので、コメントのしがいが無いと感じてるに過ぎません。ご安心下さい。

  2. コメントありがとうございます。
    >でも、コメントしてもどうせ応答がないので、コメントのしがいが無い
    ということですが、そんなことはないんだけどなぁ。
    だけど、そういう風に感じられる部分があるということなのでしょうかね。より親しまれるように、頑張ります。

  3. あっ、今度はコメントいただけましたね。しかも速攻で。嬉しいです。
    過去に一度、コメントを書いた時の自分の経験を書いたまでです。失礼しました。

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