リプラン東北版の取材も最盛期になってきて
青森県から岩手県、秋田、仙台、新潟とここんとこ走り回っています。
27日からの総走行距離は1,500kmを越しそうな勢い。
ひたすら安全運転を心がけております、なんたってゴールド免許ですからね、ムフフ。
でもちょっと、疲れっかなぁ、ふぅ〜。
温泉の情報に目が行きやすくなっております。
青森県の太平洋側、三沢市にはご存知のように米軍キャンプがあり
歴史的に北米型住宅が多く建てられてきた経緯があります。
そんなことから、ツーバイフォー住宅が多く、
また、米軍将校さんの住まいから放出されるインテリアの中古ショップなどもあり、
正調ツーバイフォー住宅っぽい家が好まれる部分があります。
したがって、この地域の高性能住宅ビルダーはツーバイフォー工法を採用するケースが多い。
写真の家は、八戸に本社があり、盛岡・仙台などに手を広げている
ビルダー・ヘリテージホームの最新注文住宅。
現在はモデルとして公開されていますが、注文住宅で建てられた家です。
六戸町の郊外型新興住宅地にあるので、敷地は比較的にゆとりがあって
隣家とのセットバックも十分なことから外壁にも木を使って
さらに屋根にはシングルを使っていまして、
クラシカルな北米住宅っぽい仕上がりのたたずまい。
内部のインテリアでも、木製階段がデザインのポイントになっていて
外観同様、腰壁まで木が使われていて、デザインの統一感も高い。
こういうスタイルの住宅、久しぶりに見るとすごく新鮮です。
ディテールにしっかりこだわっていて、
北米的な住まいの味わいがすみずみまで感じられましたね。
住宅って、やっぱり地域性を表しているなぁ、と感じますが
この地域は、こういうデザインの住宅が違和感なく似合っている。
考えてみれば、米軍の施設ができてから、すでに60年を越しているわけですね。
そういう建物が現物として存在し、暮らし方も見えているわけですから
地域のみなさんも、そういう存在を上手に自分たちの暮らしに
取り入れていっている、ということなのでしょうね。
ヘリテージホームでは、家だけではなく、インテリア家具などまで提案しているということ。
こういう意味の地域性って、あんまり気づくことないかもしれませんが、
住宅と、その内部のこだわりぶりから、ハッキリと見えてきた次第です。
けっこう、おもしろみを感じた住宅でした。
さて、きょうは新潟へ行きます。
天候と路面状況が気になるところです。ひたすら安全運転、ですな。
さてさて、頑張るぞ、っと。 ではでは。
Posted on 3月 2nd, 2006 by replanmin
Filed under: 住宅取材&ウラ話
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