今回の出張中、Wifiの環境変動などでストレスが掛かったのか、
だましだまし使ってきたMacbookPro13-2012がどうも不安定化してしまった。
Appleの今回のOSメジャーアップデートはどうも不具合満載のようで
相当クレームが集中して、もう発表から1カ月以上経つのに、
バグフィックス版も発表されず、10.14という当初発表のままになっている。
普通すぐに10.14.1というのが発表されて当初のバグが修正されるのですが、
一向にその案内が出ず、またそもそものメジャーアップデートも
いまや、こっそりとしかAppでも表示されていない。
どうやらバグの山でApple社内、相当混乱していると想像できる。
たまたまこのアップグレード情報を見て現在の前述マシンも対応と記載されていたので
ついアップグレードしてしまった。
これがまったくの間違いの元でそこからは悪名高いレインボーカーソルが頻出。
そもそもシステムを立ち上げるのに十数分かかり、かつ起動後しばらくは
レインボーカーソルでほぼマシンが動作しなくなる。
そういう状況だったので、システム終了させずにスリープ対応で
出張時にも対応していたのですが、 それもマシンには過酷な使用状況なので、
ちょっとしたきっかけで、危機的状況になってしまっていた。
マシンを立ち上げた状態で飛行場の赤外線チェック関門を通らせたりすると、
やはりダメージが大きいように思われます。Wifi接続時に不明な動作があったりした。
というようなことが積層してきたので、マシンの引っ越しをせざるを得なくなった次第。
なんですが、これまで20年以上Macを使って仕事してきたので
「過去データ資産」総量はハンパなく、また頻繁なアクセスもある。
現在発売されているノートMacでは内蔵記憶容量は良くても1TB程度しか選べない。
常時使っているデータ総量で2.5TB程度はあるのでまったく足りないのです(泣)。
その上、1TBをWEBショップで選択したらそれだけで目がテンになるほど高額になる。
そういうことなので内蔵記憶装置をユーザーが交換できる2012年モデルを使ってきた。
しかし、ついにそういう対応もどうやらこれでおシャカ。
やむなく空いていた2017年発売のMacBookAir256GBタイプに乗り換えることにした。
いずれにせよ「外付けディスク」常時接続対応しかありえないので、
多少のディスク容量、1TB程度を購入する必要はない。
せめてもの長年MacユーザーとしてのささやかなAppleへの反抗であります。
もはや巨大なIBM帝国支配に挑戦した自由の戦士企業イメージはAppleにはないと。
256GBの小さなSSDに移行するには、システムのスリム化が絶対不可欠。作業としては、
1)既存のシステムから不急のデータを削除して290GBから230GB程度に削減する。
~これがとにかくメンドイ。いちいちアプリを確認して削除させる必要がある。
Windows仮想環境の削除などだが、いまはそのアクセス情報も忘れている(泣)。
ユーザー自己責任で大胆にゴミ箱に投棄するしかない。
あ、こうした作業内容については一応Appleのサポートと相談しながらやっています。
でも、いちいち上司やベテランスタッフに相談しながらなので、やたら時間がかかる。
2)ようやく収容可能なほどに削減したシステムをTimemachineバックアップさせて
そこから新規のMacBookAirをくだんの10.14にいったんアップグレードさせてから、
システム復元させることにした。古いOS環境への移行はできないのですね。
3)同時並行でDVDディスクを外し「内蔵」のSSDから外付け4TBHDDにデータ移行。
約2TBはあるので、昨夕から開始していますが8時間程度経過していても
1/3ほどもコピーが進行していない。たぶんこれだけで24時間は超える。
4)外付け4TBHDDを新規のMacBookAirに繋ぎ、デスクトップに「エイリアス」表示の
旧内蔵SSD2TBの中の仕事データを再度そのように環境構築させる必要がある。
これらの作業が無事にうまくいって総トータル時間は、30時間は超えるでしょう。
っていう気の遠くなる作業をユーザーに強いるAppleにはハラがたつ。
こうした作業の合間で環境を再構築しながらこのブログも書いています。
20年間以上、愛着も持って使い続けているユーザーへの思いやりの心は、
残念ながら現在のこの会社からは感じられなくなってしまった。
記憶装置ディスク容量をメーカーの勝手な判断で「小さくする」のは、
いまや基盤産業企業としてのIT企業が持つべき倫理観として考えて、やはりおかしい。
Posted on 10月 30th, 2018 by 三木 奎吾
Filed under: Mac.PC&DTP
コメントを投稿
「※誹謗中傷や、悪意のある書き込み、営利目的などのコメントを防ぐために、投稿された全てのコメントは一時的に保留されますのでご了承ください。」
You must be logged in to post a comment.