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【地震停電時の最新型トイレ排水方法】



きのうの投稿へのコメントが多数寄せられていました。
最新型トイレでの地震災害時の排水方法や、その他設備の対応方法についてです。

わが家ではことし春にリノベーション工事を行って、
2階のトイレについては新型トイレに入れ替えていた。
しかし、生活している1階部分のトイレは間取り変更も無かったので旧タイプ。
なので、停電したけれど水道が通っている状態でなんの問題もなく経過した。
ライフラインのなかでも、トイレの問題はそれこそ基本になる。
幸いにして今回は札幌では水道が一部を除いて断水などの事態はなく安定していた。
したがってわが家の夫婦2人はそのことでは特段問題はなかった。
しかし地震2日目には数名のスタッフが出社してくれて
そのときにはじめて、2階の新型トイレが排水できないことを確認した。
わたしはちょうど他のプロジェクトにかかっていたので、
カミさんたちが対応していたけれど「わかんなかった」ということだった。
その日は数名だけだったので1階のトイレを使用してもらって不都合は無かった。
で、2日目夜7時半頃に電気も復旧したので、
3日目の土曜日の全員出社時点では問題はなくなっていた。
ということ経過だったけれど、ブログに書き込んだことで反響があったので
今後同様の事態になったときのための備えとしたいと再度、チェックしてみた。
わが家のタイプはTOTOのTCF972型というヤツ。
ちょうどリノベ工事の設備類マニュアルの類は、ひとまとめにバインディングしておいた。
引っ張り出すと、件のマニュアルをすぐに発見。
開いてすぐのページに「停電したとき手動レバーで便器の水を流すことが出来ます」と
大きく図解入りで書かれていました。(2枚目のイラスト図)
実際にその箇所も確認し、理解出来た。
操作方法もきわめて簡易になっているので、今後、慌てずに対応できそう。
表示方法、扱い方どちらも明瞭ですぐに理解出来るようになっている。
あとは、こういう方法の「一般常識化」が必要だと思われます。
最近は工務店や住宅メーカーでは設備マニュアル類のワンセット化が標準的ですが、
そのマニュアル類のありかを、家族がきちんと認識しておく必要がある。
通常はリビングなどの収納というケースが多いと思いますが、
こういう地震に遭遇してみると、普段から気がついたときには家族で
一度は確認のために目を通してみることが必要でしょうね。
(って、わが家はやっていませんでした〜反省。)
その他、建築家の藤島喬さんから、「友人宅では、電動シャッターの手動化が難しく、
車を出せなかったそうです。多分じっくりと説明書を読めば手動化が出来ると思うが・・・」
というようなコメントもいただきました。
たしかにわが家の隣家でも困っていたようで、2日目日中は開け放しにされていました。
手動で開けるには開けられたけれど、操作が面倒だったのかも知れません。
いずれにせよ、多機能化が容易で便利な電気の利用。
せっかくガスコンロ設備だけれど、電気で調整するので結局使えなかったとか、
いろいろな「経験知」が今回出てきたと思います。
設備の「停電時使用方法」みたいなまとめ、一度やっておくのは必要な知恵ですね。

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