先月ついついノリで臨時開店した「社長食堂」。
社員のために社長がランチを作る企画であります。
結構内勤職が多い仕事柄、デスクでの仕事がちになるスタッフが多いので
日頃取りにくい野菜を中心に健康食にという思いの企画。
そのうち内心「あんまりおいしくないし・・・」と反対が出てくると期待しているのですが、
この企画にいまのところは、誰も反対する人はいない(泣)。
あ、写真は本日のメニューではありません。
これは先日紹介した中世商業集落・草戸千軒民家での食事展示。
さすがに瀬戸内に面した河口都市であります、
新鮮な海産物が食卓を飾っている。
鯛にタコ、ハマグリとおぼしき吸い物など、さらにメシは五分突きくらいの玄米食。
ちゃんと野菜類の煮物、出汁昆布も添えられて、バランスも最高の豪華メシ。
手前側にはしょうゆならぬ、醤醢の調味料まである。
こんな豪勢な、と思うけれど、案外商家というのはこんな食事もあったかも。
なんといっても列島の海浜河口地域に住み暮らす人々には、
互酬的な相互扶助関係が基本にはあったハズだろうと思われる。
う〜〜ん、食ってみたいと思って止まない食事写真であります。
下の写真は本日の付け合わせ、具だくさん味噌汁の出来上がり。
ということで、本日はわたし、握り寿司に挑戦であります(キッパリ)。
以前、こういう手料理の機会に一度やったことがあり、
社内女性スタッフから歓声が上がっていた。
でも、もう5−6年前のことだし、わたし自身、やり方を思い出せない。
仕方なく、きのうからWEBで「握り寿司」キーワードで検索しておりました。
ネタの方は、本日朝に買い出しに行くアポを魚屋さんに入れている。
で、なんといってもシャリであります。
寿司とか言っても結局はお米がすべての主役であります。
お米の研ぎ方から、相当に神経を使わざるを得ない。
コメの外皮側にある米糠表皮を、まさに「研ぐ」ように落とす必要がある。
おいしい寿司屋さんは、なんといってもこのシャリの炊き方が真骨頂。
でもそこはシロウトとして、なんちゃってで力を抜いて頑張りたい。
でも、米の研ぎ方で味がそこまで違うかどうか、試してもみたくなる。
さてどんな炊きあがりになるか、自分でも楽しみであります。
一方、ネタの方もメインの魚屋さん仕入とは別にスーパーで
あれこれ見入っておりました。そういうネタでも挑戦したくなってくる(笑)。
昨日は長兄がひょっこりと尋ねて来てくれたので
ついつい、手作りラーメンをふるまっておりましたが、
生来、料理とか、わたしはきらいではないようです。
ひとしきり長兄から「オマエは親たちが女の子が欲しくて生まれたんだ」と、
この歳ではじめて聞く両親の思いを知らされた。・・・宿縁か。
そういう三つ子の魂、いや生まれる前からの魂が料理好きにさせたのかも(笑)。
Posted on 9月 3rd, 2018 by 三木 奎吾
Filed under: おとこの料理&食
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