現代世界は北朝鮮という暴走国家によって、差し迫った脅威にさらされてしまった。
北朝鮮による「レッドライン」超えという事態、水爆実験。
このことはきのう日曜日に発生したので、きょう月曜日、株式市場はどう反応するか。
場合によっては経済混乱の引き金にもなりかねない。
全世界をチキンレースに巻き込もうという狂人が状況を支配してしまうのか。
この具体的安全保障の脅威に対して、日本はどういう選択肢があり得るのか。
平穏な日常活動を心がけつつも、危機意識は深く持っていなければならない。
いま、わたしたち自身の生命財産が具体的に危険にさらされている。
冷静な安全保障論議を国会などでただちに開始して欲しいと思います。
それができない議員たちならば、民主主義選挙の意味はないとも思う。
政治の正統性の源泉は、なによりも国民の安全保障確保でなくてなんなのか?
先週、Jアラートが北海道、東北で鳴り渡ったばかりでしたが、
どうも東京周辺では鳴らなかったようで、相変わらずの状況もあったようです。
ああなっても「東京新聞」の記者は菅官房長官に、まるで北朝鮮側に
情報開示しろと言わんばかりの「質問」攻めにしていたという。
戦後はじめて体感をともなった具体的な安保の脅威が迫ってきたけれど、
いわく「首相が官邸に泊まったら、ミサイルが来るという合図か?その根拠を示せ」
といった趣旨の質問発言をなんども繰り返していた。
敵対的行為を繰り返す国家に対し、対応しなければならない日本国家側の
「情報手段」を明かせ、という日本の安保上考えられない要求をする。
差し迫りつつある国民全体への脅威よりも安倍政権へのストーカー的行為を
最優先して繰り返すあのようなマスコミ人の惨状に、
「差し迫った具体的危機」を感じたのは、わたしだけでしょうか?
ああいった主張のどこに国民の安全を考える思考があるだろうと憂慮する。
あれから数日。しかし、事態はもっと深刻な段階にまで深まってきた。
北朝鮮による水爆実験実施が伝えられてしまった。
日本列島全域を完全な射程圏内におさめたミサイルを配備し、
なお、その弾頭に核を搭載できる敵対的国家が、一衣帯水の隣国としてある。
安保法制にすら反対してきたひとたちは、この段階に至って無反応とみえる。
憲法九条で日本が守られると言う方たちは、具体的にいまなにができるか示して欲しい。
「日本に外国が攻めてきたら、酒を持って行って話し合いをしてくる」とまで酔狂に
公言していた人たちは、いまこそ、それをできるなら実行して欲しい。
現代戦争は、別に敵国上陸軍が来てから始まるのではない。
打ち込まれればただちに日本が破綻してしまうのが現代兵器の常識でしょう。
どう対応すべきか、冷静に民主主義の場である国会は対処して欲しい。
Posted on 9月 4th, 2017 by 三木 奎吾
Filed under: 状況・政治への発言
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