わたしどもの雑誌Replan〜リプラン〜は、「性能とデザイン」というコンセプトで
寒冷地北海道が取り組んできた高断熱高気密の住宅技術研究の努力を
敬意を持って広報していくことを使命と考えています。
そうした努力の中核的な運動が新住協です。
環境建築、省エネという今世紀的な課題に住宅分野で具体的な成果を
もたらしてきつつある代表的な存在であると思います。
なによりも実態的に、全国工務店が主体意識を持って取り組んできている活動が
きわめて具体的で、実践可能な方法論を生み出しながら
展開しているという意味で、まことに稀有な運動だと考えています。
現在、新住協ではQ1.0住宅というプロジェクトに取り組んでいます。
暖房用消費エネルギーを、最新の省エネ基準・平成11年省エネ基準から
さらに北海道で半減、その他地域では1/4まで削減しようという運動。
CO2を削減して、省エネを民生部門最大の分野である住宅で実現する切り札と
この運動を位置づけて展開してきています。
それが、地域で家づくりを進めている工務店の取り組むべき社会貢献活動とも
一致するものと信じています。
新住協では、年に一回、もっとも寒さの厳しいこの時期に
「全国一斉現場公開」を行っています。
ことしはこの週末、土日連続で開催されます。詳細は以下で。
Q1.0住宅全国見学会
年々開催の範囲が拡大してきており、
ことしはなんと、九州地区・宮崎まで拡大しています。
高断熱高気密の技術はけっして寒冷地だけの技術ではなく、
室内居住環境をきちんとコントロールする基本技術であるということが
こういう広がりにハッキリと現れていると思います。
ぜひ今週土日は、お近くの会場にお出かけください。
北のくらしデザインセンター
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
北海道・東北の住宅雑誌[Replan(リプラン)]|家づくり・住まいの相談・会社選び
Posted on 2月 6th, 2010 by 三木 奎吾
Filed under: 住宅性能・設備
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