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日はまた上る

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どうも先日アップした坊主の美術作品が頭に残っていて
「北海道で一番きれいな日の出を見たい」
というように思いまして、厚岸のちょっと釧路側手前の駐車場になっている高台へ。
国道44号に面していて、トイレもある駐車場なので
長距離トラックの運転手さんたちもちょくちょく停車しております。
たぶん、根室・標津とかの海辺地域の魚介類を積み込んで
釧路や、さらに遠方まで運搬するみなさんですね。
うまい店情報はこういう運転手さんたちのコミュニティネットワークが
一番強力だというのは常識ですが、
絶景スポット、というのもやはり参考になるものでしょうね。
釧路の街を、ホテルの朝食を取らずに(泣)、早朝出発して
ここまで走ってきて、ふと気付いたのがそんなことでした。
で、ちょうどタイミング良く上がってきたお日さんを
カメラで狙っておりました。
コンビニで買い求めた温かいうどんをすすりながら、であります(笑)。
まぁ、景気の動向とか、
暗い話題ばかりが多い社会の状況ですが、
日本という国は、まじめな性格のA型が多い社会なので、
守りにいったん入り込むと、なかなかそこから抜け出しにくい社会なのかも知れませんね。
少子化の問題がすべての根源のような気がしますが、
一方で、考えてみれば高齢化というのは
世界で一番早くくらいに日本が加速的に経験していることなのですね。
このことをメリットに変えるっていうことは出来ないのでしょうか?
福祉という問題についても、ひたすらお金の支給額になるのですが、
医療が世界でも一番整備されていて
死ぬ直前まではかなり元気な人が多い、という点を考えれば、
何か知恵が出てくるモノなのではないでしょうか。
65才以上の高齢者が、自分たち向けの
新たな社会サービスを起業したら、
そこに知恵や資本を振り向けさせる工夫みたいな考えは持てないのでしょうか?
世界でも一番高齢化は急激に来るのが特徴なんだそうですね。
たぶん、それは急激な近代化が人口の急増をもたらしたことなのでしょうが、
考えてみれば、60才以上人口の多さというのは人類史上でも稀有なのでしょう。
そういう社会では、その蓄積された高齢者の知恵を
どのように次世代に残していくのか、
また、高齢になってから初めて知見できるようなこともきわめて多いのではないか。
凝り固まった経済構造認識だけではない、
新しいものへのチャレンジを促進するようなシステム創造を重視する社会にならなければ
こういう時代には、これまでの知見の蓄積を重視する社会では
対応していくことは難しいのではないか。
高齢化社会の中では、こういう産業に可能性があるという
そういう壮大な人類社会の中でのフロンティアに
いま、わたしたち日本の社会は立っているのだ、という視点こそ、
あらたな産業構造を見通していく重要な考え方になるのではないでしょうか?
こういうことは、「団塊の世代」という言葉を生み出した堺屋太一さんがすでに触れている。
たぶん、自ら生み出した言葉が一人歩きして
その影が見え始めてなお、影響力を持っていると認識して、
日本社会に元気を与えることを明示しなければ
そういうことへの責任があると考えた結果だったような気がします。
どうにも暗い話題が多くなってきた昨今、
こういった考え方は、なんとか盛り上がってこないものでしょうか?
北のくらしデザインセンター
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