女性建築家って、
住宅を依頼する側からすると、頼みやすい存在でしょうか。
まぁ、わたしは男性なので、よくわからない部分がありますが、
同性の奥さんたちにとっては、
女性ならではの気付きポイントがあって、
たぶん、いろいろと相談しやすい部分があるのではと思います。
日曜のイベントの写真なのですが、
短い時間ながら、お話しはどれも楽しく大変参考になるものでした。
以前も、わたしどもの会社2階のイベント会場で行いましたが、
そのときは、集まったみなさんも女性が多く、
途中からは、ワイワイがやがやと、ほとんど井戸端会議状態に突入して、
「そうよね〜」
「やっぱ、ですよね〜」
みたいな、歓声に近い盛り上がりぶりで、ちょっと太刀打ちできませんでした(笑)。
つくづく女性の感受性の細やかさに感心いたしました。
で、ある女性建築家の住宅で、
大変興味深い事例がありました。
還暦手前くらいのご夫婦の建て替えの住まいなんですが、
間取り的には平屋で、しかも、平面計画では
夫婦それぞれ別々の寝室になっていて、それが左右に一番遠く離されているのです。
夫婦別寝室プラン、というのが流行なんですね。
面積利用で考えれば、寝室は1室の方が合理的ではありますが、
そういう風には考えないのですね。
そういう、「ぜひ夫婦寝室を別々にしたい」
っていうような奥さんの希望を話し合い、相談するのに、
女性建築家って、やっぱり凄く頼りになるだろうと思いました。
たぶん、施主さんの希望は明確だったと思いますが、
男性建築家であれば、そこまでストレートに話せるものかどうか、
いかにも札幌の女性たちの感覚は直接的だと思いました。
暮らし方を明確に表現するって、
やっぱり、なかなか思い切りもいる作業だと思います。
女性らしさ、って案外こういう部分に、
女性としての生き方への最大の共感者という意味合いが強いのではないか、
そんな思いがしてきますね。
追記
きのうは大変多くのみなさんがこのブログ、見ていただけました。
ちょっと、びっくりしています。
とくにyahooでは、ちょっと気がついたらアクセスが
なんと、1300近い。タイトルの「出前イベント」が人目を惹いたのかなぁ(笑)。
これからもよろしくお願いします。
北のくらしデザインセンター
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Posted on 10月 27th, 2009 by replanmin
Filed under: 住宅取材&ウラ話
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