最近、休日というと足を伸ばして
道内のあちこちまで探訪にクルマで遠出して歩いております。
きのうは娘がちょうど帰郷していたので、親子3人で函館へ。
運転を3人でシェアできるので、移動もラクラク。
行きも帰りもほぼ等距離を3人で分担していました。
札幌を出て、倶知安回りコースで毛無峠を下るまでと、函館市内、
さらに帰り、函館市内から八雲の高速パーキングまでという
少し神経を使うコースだけはわたしの運転で
ほかは娘とカミさんに任せていたので、本日朝も、体調万全であります。
前回、ゴールデンウィークに函館を逍遙したとき、
金森倉庫付近で気になっていたお店があったので、
そこで食事したい、という希望を叶えたかったのであります。
ただし、函館のその場所に来るまで店の名前もわかりませんでした(笑)。
前回来たときには、お昼時、満席のようで、やむなくパスしていた。
なので、函館に着いたら、すぐにお店まで直行して、
店名を確認してすぐに電話して予約しました。
今回は無事にお昼の予約完了。
安心してショッピング・観光後、食事に来た次第であります。
店名は、「欧風料理・紫ぜん」というお店。宣伝文句では・・・
函館ベイエリアの金森倉庫付近にある明治館の南向かいに位置する
欧風料理「紫ぜん」。明治時代の後期に建てられ、
海産物などを保管していたとされる土蔵作りを改装。
味のある店内は、梁や柱、屋根は当時のまま。
誰もが懐かしさを覚える落ち着いた雰囲気になっています。
新鮮な魚介類を中心とした「お箸で食べる本格欧風料理」は
若い方から年配の方までと、幅広い年齢層のお客様に愛されています。
雰囲気抜群の店内、こだわりの料理、そして、器もお洒落。
美味しいだけでなく、見た目の美しさも魅力の一つ。
・・・っていうのが、売り文句であります。
ちょっと早めに着いたのですが、
お店の中が雰囲気がいいので、お願いして店内を見させていただきました。
そうしたら、シェフの方が案内もしてくれました。
なんでも、店の裏にある旧家の「土蔵」をお願いして改装させてもらって
店舗に賃貸利用させてもらっているのだとか。
函館は、江戸から明治にかけて、北海道の事実上の都として
商業も栄えた歴史のある街。
そういった奥行きが十分に感じられるたたずまいを見せてくれます。
主要構造の柱や梁、土蔵などはそのまま利用しているそうです。
やっぱり古くてもいい建築は、利用の価値がむしろ高まっていくもの。
若い建築には絶対に出せない味わいが感じられます。
これからのニッポン、こういった建築的知恵の方が大事になってくると
そういった思いがより強く確信できたお店でした。
あ、もちろん、料理もすばらしいおいしさ(笑)。
コストパフォーマンスも驚くほどでしたよ。
Posted on 6月 29th, 2015 by 三木 奎吾
Filed under: 古民家シリーズ
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