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WBCとダルビッシュ

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いやぁ、日本ハム大ファンとしては、
心臓が外に飛び出して、バクバクしているような時間でした(笑)。
9回に点を与えて、しかし、その後の後続を断って、
なんとかベンチに戻ってきた様子を見たら、
かれがかなりの精神状態にあるだろうことが推測できました。
味方が、すぐに力強い援護をくれて、
なお、延長のマウンドに上げてくれた原監督に深く感謝します。
でも、ロージンバックを忘れてくるという、メンタル不安ぶり(汗)。
大丈夫かなぁと、不安が極限まで高まる。
案の定、最初の打者にフォアボールを与えてしまう。
このあたり、どんな状況にも立ち向かっていく
松坂投手のメンタルの強さとの対比で、
現状のダルビッシュの課題が浮き彫りになってくる瞬間。
しかし、今後のことを考えたら、
かれが、松坂以降の日本のエースを受け継いでいくしかない。
どうしたら、極限的なシーンでメンタルの安定、
ボールと精神のコントロールが可能になるのか、
そのことが、いま、同時進行で試されている、という状況。
3塁を守っている川崎選手や、もと同僚の小笠原選手から声がかかる。
そこで少し、状況のなかでのメンタルの静まりがあったのか。
相手ピンチヒッターから三振を取る。
イヤな1番打者をセンターフライで討ち取る。
そして、ついに三振で、最後の打者を討ち取った。
マウンド上で、やり遂げたと言うよりも、
やっと、たどりついた、という身体言語を発していた。
いやぁ、本当にこっちも疲れ切るのだけれど、
あとで、かれのインタビューを聞いたら、
「9回に同点にされて、奥さんになんていわれるかと・・・(笑)。勝ってよかった」
というシンプルな感想。
また、本来のクローザー・阪神の藤川選手に対する
感謝のコメントもありましたね。
っていうような、状況だったようですが、
きのうはリアルタイムには確認できませんでした(笑)。
ちょうど最後のあたりには、来客と打合せ中。
あとで、っていうか、夜遅くまでのCS放送で、実況をウォッチした次第です。
でも、来客が新聞社の方で、途中、その方のケータイに電話が入り、
「号外が出たら、すこし下さい」という依頼があって(笑)
「っていうことは・・・、あ、勝ったんだ!!!」
っていうようなことでした。
まぁ、自軍のエースが最後に出てくるというのは
誇らしくもあり、苦しくもあり、
という極限的な経験をさせてもらえるものですね。
こういう経験が、ダルビッシュの成長に貴重な経験になっていって欲しい。
今後、WBCがどうなっていくか、不明だけれど、
たぶん、アメリカのリベンジは本格化すると思うので、
そうなったら、次回4年後も開催されるだろう。
そのときの日本のエースは、松坂の年齢を考えればダルビッシュしかいない。
今後の4年間を、そういう部分を持って
野球生活を送っていって欲しい。
そのときに、チームのファンとしては半分は辛いけれど、
やっぱりかれは、大リーグに挑戦していくべきだと考えます。
どんな状況にもアジャストできる経験を積んでいくためには
安住できる日本のなかではなく、
広く過酷な日程の中で、最善のパフォーマンスを求められる
大リーグで、自分を磨いていくべきだろうと思います。
まぁ、じっくりと今シーズン、考えていくべきでしょうね。
かれの一層の成長のためには、避けて通れない気がします。
きっと、かれはそういう経験を積んでいけば、
世界を代表するアスリートになれると思います。
イチロー、松坂に続く、日本を代表する存在になれると思うのです。
松坂が抜けたあと、がらりと選手が替わって、それでも
昨年日本一になった西武の例もあります。
日本ハムも、そういう試練を乗り越えてなお、強いチームになって欲しい。
そして、大リーグ挑戦が終わったら、また帰ってきて欲しい。
っていうような、勝手な一ファンの妄想です。
がんばれ、ダルビッシュ!もっと、もっと、でっかくなれ!
<写真はまったく無関係。アメリカでジャズをやっている高校同期生の札幌公演>
北のくらしデザインセンター
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