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寒椿・山茶花

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この花、山茶花なのか、寒椿なのか?
まぁ、よくわからないのですが、冬に関東以南地域を歩くと
色彩の乏しい冬を過ごしている北国の人間には
沖縄のブーゲンビリアにも似て
恋いこがれる南方のたおやかさを訴えてきて痛切に心を奪われる。
そんな花であります。
学術的にもよく見分けが付かないのだそうですね。
どっちでもいいけれど、寒椿といわれれば
一輪だけ可憐に咲いているという印象があり、
この写真のように豪奢に咲き誇っている状態からは
山茶花と言われた方がぴったりくる気もいたします。
北国からの旅人であるわたしは、この花が強烈な印象なんですが、
だいたい、関東の人に聞くとあまり感動がない。
まぁ、ありふれた冬の陽光の中の日常的な景色なのでしょうね。
なんと、もったいない心情なのか、と絶句します。
とくに高速道路にもたくさん植え込まれているので
走り回っていることが多いこちらには格別に目に入ってくるのかも知れません。
こんな綺麗な花があれば、
別にクリスマスツリーをありがたがる必要もないと思う次第です。
色合いもちょうどぴったりクリスマスカラー(笑)。
って、北国の伝説であるクリスマスには
北方の人間の潜在的な希求としてのこういう色彩への憧れがあり、
それで、クリスマスカラーが構成されているのかも知れませんね。
きのうは北関東、
宇都宮と埼玉県新座市で取材が2件。
宇都宮の撮影から、まっすぐ渋滞を心配し、かつカーナビを不安に思いながら
移動しておりましたが、なんと移動は1時間半で完了。
走行距離が120km程度ですから
北海道を走るのとほとんど同じであります。
埼玉のビルダーさんからさかんに渋滞のことを心配されていて、
3時間、とか言われていたのですが、
途中、一切渋滞はナシ。
たぶん、奇跡的に日曜のこの時間、というのがよかったのでしょうね。
おかげさまで、ゆったりと取材をできまして、
いろいろなお話を聞くことが出来て大変楽しい取材でした。
関東地域の地域性や、土地柄、ひとがら、
大変さまざまな情報を得ることが出来ました。
やっぱり、生活している現場から、立ち上ってくるような
そういう人間情報が、いちばんよく伝わってくるものがあります。
一般的に言われることの、実感的な意味合いなども
そういうお話しの中で、彩り豊かに感受されるもの。
どんな情報も、現場で知る必要があるということなのでしょうね。
にしても、寒椿か、山茶花か
どっちにしろ、その美しさ、かがやきに
心が奪われていくような感じがいたします。
さて、今日夜には、白いものが積もった世界に戻ります(笑)。
まぁ、こういうのもこれはこれ、の世界ですけれど、ね。
北のくらしデザインセンター
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