きのうは急ぎでブログを更新して、そのあと、札幌に戻ってから
再度、更新しようとしたのですが、
さすがに帰ったら7時過ぎで、運転と前日のお酒の疲れで
まったく睡魔に歯が立ちませんでした(笑)。
今回も実にたくさんの知人と交流できたのですが、
こういう機会はやはり貴重です。
北海道では、地域工務店レベルのこうした交流が盛んであるとは言えます。
ほかの地域では、お互いに商売敵の関係で
このような交流機会を作ることは出来ず、
地域工務店というのは、情報的にはきわめて孤立した存在。
なので、数少ない情報源が
さまざまな工法の、フランチャイズグループに参加すること。
逆に言えば、北海道ではそういう工法を超えて
公開された情報ネットワークが活発であるといえるでしょう。
そんなことから、現場の公開という
他地域ではあまり考えられないような情報公開も積極的に行われます。
公開は完成した住宅もあれば、建築途上の建物もある。
細かい部分まで、現場で尋ねたり、確認することも出来る。
結局、工務店という製造業は、
さまざまな小さな部分の工夫の積み重ねという産業なので、
こうした情報交流が、実質的に大変重要である、ということなのですね。
昔の大工修行が、すべてを現場で修養するということだったのでしょうが、
現代では、さまざまな新建材や、住宅性能の進化に伴うノウハウは、
こういう現場でしか情報交流できない部分があるのですね。
写真は十勝の岡本建設さんの現場でのもの。
ほんの小さなことだと思いますが、
建築途中の建物外周に立てられる仮設足場の足下にシートが敷かれていました。
気がつくと、防風シートの残りとか、
部材製品の梱包シートなどの現場から出る残材が使われていました。
用途的には一目瞭然。
建物内外部の建築プロセスの間、建物の清潔を保つ工夫ですね。
一旦こういったシートを通ってから建物に出入りさせれば、
靴に付いた泥土の総量は確実に低減させられる。
小さな工夫ですが、こういうことが最終的な製品品質にも関わってくる。
ユーザー側にもこういう部分まで、
感じ取ってほしいと思いますね。
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
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Posted on 10月 25th, 2008 by replanmin
Filed under: 住宅取材&ウラ話
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