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JIA環境建築賞

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きのうも建築家大会2日目。
わたしはてっきり開会式からが初日と思っていたのですが、
実は開会式前の前日から始まっていたと言うことで、
きのうは3日目なのですね。
で、きのうは前から見てみたいと考えていた
JIA環境建築賞の受賞者のプレゼンが行われていました。
3時間に、12人の受賞者の発表があり、
しかもそれに対するパネルディスカッションもあり、
最後には東北フォーラム・吉野理事長などのまとめなどもあるという
なんとも盛りだくさんで、とても消化しきれないのでは、
と思われる内容でしたが、まぁ、なんとか時間内に収まっておりました。
審査委員長の野沢正光さんの総評の中に
1800年代以降、建築は常に問題に立ち向かって来た歴史である、
そして現代の最大の問題が、
どうすれば、2050年段階でCO2排出を半減以下にすることができるのか、
というエネルギーの問題だ、という指摘がありました。
まさに言われるとおりだと思います。
そのための要素技術の蓄積があり、設備機器の進化がある。
こういうものを具体的な建築デザインとして、
いかに良い建築として作り上げていくのかが、建築家に課せられた
もっとも、今日的な課題なのだと思います。
そして、これまでどちらかといえば、
寒冷北方のテーマと思われてきたこの部分に
多くの設計者の興味が集まってきており、
温暖地域でも、いろいろな取り組みが見られてきていると言うことが
実感できてきた次第です。
断熱気密の基本技術を踏まえ、さらに自然エネルギーを活用する
さまざまな技術の組み合わせ・活用が考えられ実践されてきていると思います。
CASBEEという考え方、住宅レベルで考えているケースなんて、
ほとんどないのではないかと思っていたのですが、
認識を新たにさせられました。
また、再生利用という、建築の今日的な課題についても
実に豊かな想像力による挑戦が行われてきているようです。
なにより、多くの実践が積み重ねられてきていることが
多いに勇気づけられた次第。
会場にはさすがに、北海道からの参加者が多かったのですが、
それ以外にも、全国から会場一杯の参加者が詰めかけていました。
こういう熱気を体感できて、たいへんうれしかったです。
先日書いた「東屋」〜あずまや〜について、
読者の方から、漢字では四阿という表記が一般的だけれど、
なぜ、こういう書き方になるのか、調べてブログで書いて欲しい、
という意見が寄せられました。
わたしの使っているATOKでは、四阿も東屋も同義とされていたのですが、
確かに四阿って書き方、不思議ですよね。
ちなみにWikkipediaには、こういう情報はありませんでした。
う〜〜ん、困った。
とんだ宿題になった感じがいたします。
読者の方で、問題探求の心当たりのある方、ぜひ教えていただきたいです(笑)。
<写真は定禅寺通り〜これもきのう書き間違えました〜
 での建築家大会向けのデモンストレーション>
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
北海道・東北の住宅雑誌[Replan(リプラン)]|家づくり・住まいの相談・会社選び

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