わが家ではこれまでプリンターがありませんでした。
職住一体の頃には大型のプリンターがある環境だったのですが、
住宅と別に事務所を建ててからは、特段必要性も感じていなかったので
購入しておりませんでした。
ただ、自宅は事務所では出来にくい執筆作業など籠もってする作業では利用するので
今回、ちょっとヨドバシカメラに見に行って、
で、家族の意向も確認して購入した次第です。
お店ではさまざまな機種が展示販売されていましたが、
特段の「これがいい」とかの希望はないので
進められるままに機種選択していました。
そんなにプリントアウトの機会が多いわけではないので
そうであれば、いろいろな機能があった方がいいなと思いまして
複合機タイプを選択。
で、価格が飛び抜けて安い機種を選択した次第。
メーカーはHPで、Officejet pro8600というヤツであります。
アメリカの企業ですね。
こういったプリンターなどは購入する機会がなかったので
気にも留めていなかったのですが、
どうも日本メーカーの元気がとぼしいなぁと思っていました。
以前はもっと活気があったように思うのだけれど、
どれもこれもパンチがなかった。
で、こちらのメーカー製品を選択したのです。
購入後、セットアップをはじめてそのマニュアルを見て隔世の感を体験。
写真のように、多国言語で書かれていて
しかも日本語は4番目に表記されているのです。
HPのようなグローバル企業にとっては当然ですね。
コストダウンにつながることは全部やってくるでしょうから、
現在の市場規模に合わせた生産体制、商品体制になるのでしょう。
アタマでは理解出来るけれど
ちょっと前までの日本市場特化タイプのものはすっかり駆逐されたようです。
まぁわたしのような老眼の人間には、
マニュアルが読みにくくて困ったのですが・・・(笑)。
あっちこっちに他国言語が書かれていて、日本語を探すだけでもめんどくさい。
ようやく発見しても、良く理解不能な文法も散見される。
まぁ特段の失敗もなく、無事導入はスムーズだったのですが、
世界市場の実態を垣間見させてもらった次第。
資本の論理、市場の論理の圧倒的現実なのですね。
こういう世界で今後は生き抜いていかなければならない。
ダボス会議で中国側の参加者が尖閣奪取についての局地戦争に言及したとか。
経済規模の拡大がそのまま、
「だれが強者であるか、見せる必要がある」という勇ましい発言に繋がっている。
しかし資本主義競争は否応なく進展し、
市場の数の論理は拡大していくのは避けられない。
どうにも難しさが増してきている東アジア世界だなぁと実感しました。
Posted on 2月 25th, 2014 by 三木 奎吾
Filed under: Mac.PC&DTP, 状況・政治への発言
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