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【冬・寒さがもたらす雪氷美とちょっと危険な造形】

週末は北海道日本海側は風雪が強まるという冬の嵐の予報。いよいよ来るか冬将軍様・・・であります。用心しながら過ごしたいと思いますが、写真はここのところの寒波でのわが家周辺の「冬の景観」です。寒さには独特の美のたたずまいがあ […]

【メディアの発展と興亡・浮世絵-4 江戸期・房総町家-13】

浮世絵という表現形式を得て、日本の出版文化は実質的に産声を上げた。それまでの日本美術とは宗教寺院や支配層への奉仕が主たる生存形式であって、狩野派などの絵画制作集団はときの権力機構などに寄生してその維持を図ってきた存在だっ […]

【大衆メディア革命と浮世絵-3 江戸期・房総町家-12】

出版という仕事にわたしは人生時間をほぼ費やしてきました。どうしてなのか?小学校に上がるかどうかのころに日本のテレビ放送が始まって、力道山のプロレスが札幌大通公園の街頭テレビで放送し始めた。父に連れられてそれを1−2度は見 […]

【そば1杯値段で流通・浮世絵-2 江戸期・房総町家-11】

 江戸末期にヨーロッパとの交易が開始されたとき、輸出された陶器などの「緩衝材」として浮世絵の印刷失敗品が使われ、それを受け取った西洋人が緩衝材・浮世絵のカラー印刷のレベルの高さに驚かされたことをきのう書いた。それくらい当 […]

【世界が驚愕した浮世絵文明-1 江戸期・房総町家-10】

さてこの房総のむらでもいちばん魂を揺さぶられる江戸文化の精緻の町家店舗。「本・瓦版」の店・葛飾堂のご紹介であります。わたしどもの主領域・出版は江戸の浮世絵文化の大興隆、大衆文化大革命を見ずには語ることができないと思う。出 […]

【街並み魅力の主役「甘味店」-2 江戸期・房総町家-9】

日本の街の成立は、農業を基盤としたムラの境界の道に沿って出来上がっていったと言われる。生産手段であり、生き延びていく基本である農的生活のなかで非日常の点景として出現したのだろう。農業生産生活・暮らしに不可欠な職人仕事など […]

【甘味・お菓子の民族史-1 江戸期・房総町家-8】

家は希望する人がいて成立する。住宅雑誌・メディアって建築要素把握と生活の関連にスポットを当てる役割。住宅の意味はそこでシアワセな暮らしが営めるかどうか、が最大ポイント。もちろん作り手の紹介は大きい要素ではあるけれど、家を […]

【商家の仕掛け「木製シャッター・配送車」 江戸期・房総町家-7】

さて房総のむら「小間物屋くる里」さんシリーズ。主要な扱い商品としての髪結い関連製品、櫛・かんざしなどの「小間物」を見てみたが、本日は店舗の建築面の機能性について。 商家・町家は人通りのある街道筋などに対して間口を開けてそ […]

【おシャレ髪結い櫛・かんざし  江戸期・房総町家-6】

商家の町家群展示、千葉県の「房総のむら」で出会った「小間物屋」。町家建築はその時代の「消費動向」を把握できる。日本女性の美感探究のオリジナル性というのは有史以前から連綿と続いていたでしょう。一見奇妙な形態を見せる縄文土偶 […]

【日本女性美探究「髪飾り&結髪」  江戸期・房総町家-5】

どんな時代でも女性は美を探求する。人間の本然として異性へのアピールというものが存在し、人間文化の中核に位置し続けている。日本では和服というファッションが成立し、それに似合った髪型が独特に発展して、江戸期女性は上のような結 […]