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【戦国経済成長と建築道具進化/日本のいい家㊳-12】

室町の世は戦国期を含めて人口増加の時代。 1115年の平安末期で724万人ほどだったものが、1600年段階で1390万人ほど。 500年間でほぼ人口倍増している。(上智大・鬼頭先生「歴史人口」資料より) この歴史時間では […]

【室町期「大鋸」製材革命ビッグバン/日本のいい家㊳-11】

木材製材の歴史で「大鋸〜おが」は14〜15世紀室町時代に中国から導入された。 大鋸は長さが約2メートルあり2人がかりで左右あるいは上下から 縦挽きに挽いて木材を切る。木材建材の生産能率が飛躍的に上昇した。 竹中大工道具館 […]

【大陸から建築技術導入:法隆寺/日本のいい家㊳-10】

さて古代の日本列島での木造技術を見てきたけれど、 やがてアジア世界との交流が本格的に始まっていく。 天皇制というシステムと統一国家としての統治思想として鎮護国家政策で 各地で国分寺・国分尼寺が造営されて建築として たぶん […]

【掘立から石場建てへ/日本のいい家㊳-9】

竹中大工道具館の木造進化プロセス展示シリーズ、古代編の最後に このような「石場建て」の様子が提示されている。 木造の建築は最初は掘っ立てで主要な柱を地中に埋め込んで土圧で安定させた。 三内丸山、出雲大社、そして20年ごと […]

【柱梁を仕上げ、板材を削る手業/日本のいい家㊳-8】

今日の木建材は現場で切って貼って組み立てるのが容易なように仕上げられている。 原木への加工処理が資本主義的な合理化システムで貫徹されている。 すべてが経済原則=合理主義に貫かれて生産が統御されている。 それは必然だと思う […]

【列島社会の製材・運搬史/日本のいい家㊳-7】

木を扱う、利用するという営為は人類史の中でもかなり枢要だと思える。 人類が進出した世界同時多発的にこうした技術進化は進んだだろうけれど、 四季変化があり、多量の降雨で豊かな森林を維持する極東アジアの列島は 木造技術進化に […]

【森での樹木伐採・製材/日本のいい家㊳-6】

きのうはこの列島で木造が盛り上がっていった背景を想像してみた。 そもそも石器を利用して丸木舟を操って、大陸や半島からこの列島に到着した人々は 木の利用について相当高度な知見と技術を持っていただろう。 そして来着は波状的に […]

【日本列島の森林資源と製材/日本のいい家㊳-5】

木造の日本における初源期を探索するテーマで縄文、弥生、出雲とみてきた。 どうも日本人というのは巨木信仰に近いような民族性を感じる。 太く、高くという志向性が顕著に見られる気がするのですね。 そういう意味で出雲大社に眠って […]

【出雲大社古代社殿のロマン/日本のいい家㊳-4】

縄文と弥生の高層建築、そして石器時代由来の基本木工道具・石斧を見てきた。 竹中大工道具館展示ではこのあと、法隆寺の建築へと時代が移行する。 けれど、それにはどうも納得ができにくかった。 ヤマト朝廷の権力が確定して畿内地域 […]

【人類史と建築道具「石斧」/日本のいい家㊳-3】

縄文時代と弥生時代の「砦」のような高層建築を見てきたけれど、 いずれにせよ、その復元について確かなエビデンスは難しい。 状況証拠を丹念に探究していくしかないというのが科学の立場でしょう。 その建築道具として、斧というのは […]