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【6世紀後半の「香取海」周辺地理 千葉芝山古墳探訪-5】

千葉県芝山町の「芝山古墳・はにわ博物館」の展示によって得られた知見に即して、可能な限り時代のリアリティを考えたいとブログシリーズで取り組んでみた。その形象「はにわ」が東北大学・田中英道先生の想像力を激しく刺激して、ユダヤ […]

【独特の「ユダヤ的」はにわ造形 千葉芝山古墳探訪-4】

さて房総の武射(むさ)の国造(くにのみやっこ)の権威象徴として造営されたことが想定される殿塚・姫塚古墳について考えてきましたが、どうしても不可思議なのが、この古墳独特のはにわ造形表現であります。 前述の東北大学・田中英道 […]

【古代「国造」権力の見える化 千葉芝山古墳探訪-3】

古墳に祀られた古代における族長たちというものがどんな存在であったか、そういうテーマに具体的に取り組んでいるのが、この千葉県芝山町の一連の活動。そのなかでも年に一度、「芝山はにわまつり」というイベントを継続してきている活動 […]

【権力継承セレモニー「古墳造営」 千葉芝山古墳探訪-2】

 仕事上の立場に大きな変化があって、ある程度の自由な環境を意識するようになってくると、自分の本然としての数寄の部分にこだわりが強まってきますね。わたしの場合には全国の古民家とか、古建築とか、もっと言えば昔人との対話のよう […]

【寒冷気候と皮革ファッション、女性と針仕事】

昨日は石器時代の父子の黒曜石を巡っての技術伝承のテーマとしたけれど、そのジオラマ展示の相方には、当然、母娘のペアリングでのものがあった。こちらでは、捕獲してその肉を家族で食したあとの獲物動物の「皮革」から衣類を作って行く […]

【石器時代の技術伝承と有用資源探究】

写真は国立歴史民俗博物館(千葉県)でのジオラマ展示から。石器時代の生活のワンシーンを象徴的に切り取っていて、たいへんわかりやすく好ましい。石器時代は動物という移動する資源に対して人間の側で「遊動」しながら、狩猟採集すると […]

【石造建築に吸い寄せられ「付加体」地学再学習(笑)】

先日「だんだん石に吸い寄せられている」というヘンテコな名前のブログ投稿をしたところ、予想に反してそこそこの反響があって、わたし自身も興味深かった。英国人建築家・ノーマンフォスターによる鎌倉市歴史資料館建築の石材のデザイン […]

【家形石棺を見て、古代人と対話】

本日はやや風邪気味で、のんびりした話題。 写真は兵庫県福崎町を探訪していたときに見かけた「家形石棺」。 Wikipediaを引用すると以下の記述。〜家形石棺(いえがたせっかん)とは、古墳時代にみられる石棺の一種。蓋石が屋 […]

【奉納「掲額」画に展開する民俗ドラマ 英賀神社-3】

各地ごとの神社仏閣などにはその地の歴史性を教えられるということで努めて参詣することにしている。日本社会ではこういう「地の神」への崇敬心が強く伝承されてきていると思う。欧米のようにキリスト教の一神教社会とはまったく異質な「 […]

【ルーツ探しの手掛かり「英賀神社」に神妙に・・・】

こちらには関西に出掛ける度に、可能な限りは参拝させていただいています。場所は兵庫県姫路市飾磨区英賀宮町2丁目70。WEBサイトを見ると以下のような記述も。 〜NHK大河ドラマ「軍師 官兵衛」ゆかりの地 紀行「英賀城と英賀 […]