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明治神宮、少年少女新春書道展

閑話休題。
きのうは飛行機の時間まで、ちょっとした東京散歩。
で、渋谷の街を抜けて、明治神宮の森を気持ちよく歩きました。
神宮には、まだ「初詣」の余韻があるようで、
老若男女・東洋西洋の多くの人々が訪れていました。
結構、チャイニーズも聞こえました。
すぐにも開戦か、というような懸念自体はありますが、
徐々に民間的には、反日・反中的なムードは治まって欲しいなぁ、と。
なんですが、参拝後、
本殿周囲の壁面にたくさんの書が貼ってあるのに気付きました。
どうやら、明治神宮が全国の小中学生少年少女の書を募集して
このような年始の時期に公開しているようなのですね。
いやぁ、すばらしい企画だと感嘆させられました。
こういった歴史の積み重ねもある施設が取り組む文化活動・催事、
みなさんの企画力に脱帽させられる思いであります。
全国有数の初詣客に対して、
全国の若さあふれる子どもたちの自由闊達な文字は、
まことに清冽で、こころに真っ正面から訴えかけてきてくれる。
しばし惚れ惚れと見とれておりました。
文字は、やはりその人となりを表すのだと思います。
少年少女たちのこころが伝わってくる暖かさ。

どれもが凜として素晴らしいのですが、
ひときわ目についていたのが、この写真の真ん中あたりの
「おとし玉」と書かれた書であります(笑)。
書道を少しやっている友人から聞いたことがありますが、
こういうお題の文字には書かれるべきテーマについての決まりはないそうで、
そういった選択も含めて、コンクールなどでは審査になるようです。
まことに直接的で、笑うしかない。
こういう書を見せられ、子どもの屈託のない笑顔をみせられれば、
つい財布に手が行ってしまうでしょうね(笑)。
で、展示は全国の小中学校別で、それも北から南へ
順番に掲示されている。
やはり気になって北海道のこどもたちの作品を探したけれど、
中学校の部では、最初が「青森県」。
いちばん端のところまで行って、小学校の部のはじめに1枚だけ、
北海道の札幌円山小学校の子どもの書がありました。
係の人に聞いたら、
あくまでも作品のレベルで選んでいると言うことで、
なかなか厳しさがあるようです。
北海道の子どもたちの「字を書く」力と文化性の涵養、
もっと注力していかなければならないのかも知れませんね。
やや忸怩たる思いもさせられました。
しかし、そういう了見の狭いことは今後の課題として、
ほんとうに胸のすくような思いで鑑賞させていただきました。
この企画に参加した全国の子どもたち全員に拍手の思いであります。
ありがとうございました。

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