本文へジャンプ

新刊! 北海道のくらしの演出家18

さて本日は、この秋に出版した新企画のご紹介です。
注文住宅の作り手のみなさんたちを紹介するには、その建てられた住宅が
一般的にはいちばんわかりやすいだろうと思います。
ただ、わたしたちのように建て主と作り手の中間にいる人間からすると
双方の「相互理解」というのが一番大切な部分だといつも思わされます。
いい家って、結局はその雰囲気に人間らしさが醸し出されているのですね。
そこには、双方の人間性がいい関係として表現されている。
いつも、そんな思いを抱かされています。
そうであるならば、建て主さんのほうは住宅の取材で掘り下げられるけれど、
あまり取り上げようのなかった、
「黒子」としての作り手のひとたちの存在を表現してみたい。
家づくり、それも注文住宅では、
こういった部分がきわめて大切で、よい関係づくりに役立つのではないか。
そんな思いを1冊の本にまとめてみた次第です。
そうすると、キャラクターが実に多彩に際だってきた。
取材に伺うと、勢いよく身の丈までありそうな草藪に飛び込んでいって
自然そのままの川釣りスポットに無心で溶け込んでいくようなひとも出てくる。
あぁ、こういう人なんだ、と深く納得できるのです。
そんな、普段はその建てた住宅だけを表現しているひとたちを
クローズアップした住宅の人間情報です。その人間性ドキュメント、
ぜひ、手にとってご覧ください。
家はひとが作っている、そのことが実感できると思います。

北海道のくらしの演出家たち 18
2012年10月25日発売
A4版・平綴じ/オールカラー128p(表紙共) 定価780円(税込)
北海道の書店、amazon、Replanホームページにて発売!

豊かさに満ちた住まいを実現するとき、大きな力になるのは
暮らしを演出するプロたちと建て主の
相性や、協同してものをつくっていく「共感力」。
建て主と演出家の関係は本来、そんな深みを持っています。
いいものをつくりだしていくのは、究極的には、人と人との結びつき。
そう考えReplan本誌企画「くらしの演出家たち」では、
北海道を代表するような「暮らしを演出するプロ」の、人となりを紹介してきました。
総集編としての今回の出版に際して今までご紹介した方はもちろん、
多くの新たな演出家たちや作品集もたくさん加えました。
個性あふれる演出家たちの時間、空間、瞬間。
そこから、共感できる部分が見えてくるかも知れません。
そしてそのことが、あなたの家づくりに決定的なきっかけを与えてくれるかも知れません。

Contents

[道央エリア]
石出 和博 ハウジングオペレーションアーキテクツ HOP
菊澤 里志 キクザワ
小西 永高 小西建築工房
小松 幸雄 小松建設
齋藤 保雄 勇和建設
坂本 博文 北デザイン建築工房
白石 典子 アクト工房
須藤 芳巳 SUDOホーム
髙橋 正樹 エディア.デザイン.ガーデン
田中 寿広 三五工務店
名古屋 志津子 久末弘信建設
藤本 忠宏 ケント・ハウス
横沢 陽子 SAWAI建築工房

[道北エリア]
芦野 和範 芦野組
澤田 和宏 アクト建築工房
華輪 茂  シーゲル

[道東エリア]
後藤 薫 とかち工房
丹羽 豊文 丹羽設計企画

ReplanWebサイトでは、特別コンテンツも公開中!
http://web.replan.ne.jp/content/producer/

Comments are closed.