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被災3県の住宅被害データ

きのうは朝からずっと会議やら、編集業務処理作業が延々と。
で、本日は仙台に移動してある会合で、若干の講演など。
先日の福島市での講演内容の一部修正で、データを確認できたのが
本日の深夜、というか、ひと眠りして起き上がった2時過ぎでした。
やはり年齢的に夜は弱くなって、10時くらいには厳しい。
その分、朝は相当早くてもいい。
なので、きのうは10時くらいに寝て、1時には起床した次第。
まったく連絡などが来ない時間帯なので、自宅書斎での作業ですが
こういうほうが、大変作業がはかどります。

まぁそういうことなんですが、
日本建築学会のまとめた速報版・東日本大震災調査概要から、
今回の主要な被災3県の住宅被害実態をまとめたデータです。
総数をまとめるのを忘れたのですが、計算すると
岩手は、27,670戸。
宮城は、190,931戸。
福島は、138.160戸。
っていう総数になりますね。
で、全壊・半壊・一部破損をそれぞれ%で表すと
岩手 76% 11.5% 12.5%
宮城 34% 25.5% 40.5%
福島 11.5% 21.5% 67%
ということになります。
傾向として、南に行くほど被災戸数が増え、
一部損壊の割合が高まり、一方、岩手では被害は集中的であり
全壊の割合がきわめて高い。
地形的な問題と、人口集積分布などが関係しているのでしょう。
しかしこうした被害概要を見るだけでも
それぞれで抱えている問題には違いもあるということがわかる。
特に福島では、リフォームがニーズが高そうだ、という傾向が見える。
いろいろ分析が必要なのだなと思い知らされます。

さてそろそろ出掛ける準備に入りますので
きょうはここまで。ではでは。

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