写真はきのうまで書いてきた白河市の家の居間からの眺望。
さまざま、色とりどりの植栽がまさに咲き誇っている庭に大きく開口しています。
左側はデッキテラスになっていて、さまざまな園芸用品が使いやすく置かれてあります。
庭仕事を心ゆくまで楽しんでいる暮らしぶりが伝わってきます。
お住まいになっている高齢のお母さんの表情が
何とも柔和で、しかも快活そうだったのが大変印象的。
「いやぁ、この家はね、庭が楽しくてね。」
とはじけるような笑顔を見せていただけました。
きっと、永年丹精して楽しんできた庭木・植栽と、家を新しくしても
ずっと仲良く暮らしていけるという生活が、
お母さんの元気の源なんだろうなと、すぐに理解できましたね。
高齢者の住まいって、段差の解消とか、バリアフリーとかばかり
クローズアップされる部分があると思いますが、
でも、本当に大切なのは、こういう「暮らしへの愛着」の継続性だと思います。
取材で訪問している間にも、近隣の方の来訪があったりしました。
屈託のないコミュニケーションが、賑やかな笑い声とともに聞こえてきます。
日曜日に伺ったこともあって、家の周囲では近隣のこどもたちの
遊ぶ様も見かけることが出来ました。
以前、アメリカの都市住宅を観に行ったときに、
郊外型の一戸建てばかりではなく、
集住スタイルのタウンハウス型の住宅を観に行ったことがあります。
そこでは、いろいろな年格好のみなさんが共住していて、
こどもたちにとっては、たとえば自分の親が留守でも、
近隣のリタイヤした高齢者の方が、ひたなぼっこしながら、
ちょっとした会話をしながら子どもたちの様子をそれとなく見ている光景に出会いました。
そんなコミュニティの大切さにアメリカの社会でも、
気づいてきているのだ、と聞かされたことがあります。
「古い街並みのなかで」暮らし続けるって、やはり人間生活にとって、自然ですね。
そういうなかから、地域のアイデンティティが生まれ育ち、
しっかりと継承されていく部分が大きいのだと思います。
そして、そういう都市居住を可能にする住宅建築の努力も
大いに求められてきているのではないかと思います。
そんな思いを強く持ったお宅の取材でした。
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きのうは超えなければならない「ジョーカー」での勝負でしたね、ヒルマン監督。
シーズン最終盤で勃発した、エース投手と監督の確執。
個人として、はじめて金村選手の発言を聞いたときに
かれ、ヒルマンがどういう感情を抱いたか、は想像するしかありません。
しかし、ペナントの山場で、いま全力で戦っているさなかに、
表面化すべき内容でなかったのは、誰の目にも明らかだった。しかし、
問題は、そこからの対処において、
チームと、監督と、ファンと、すべてがこの事態に勝ちましたね。
そして、ポーカーで言えば、それを使わなければならないジョーカーカードになった
かつてのスペードのエースカードを
昨日のゲーム、という局面で勝負カードとして使って、
見事な結果が得られました。
勝負師としての、野球監督最大の賭けに、ヒルマンは勝ったと思います。
さて、ここまできた!
札幌での今年の最後になるゲームが、最高のシチュエーションで用意できましたね。
きょうは中日さんもあとがない、エース川上選手の投入でしょう。相手にとって不足なし!
全力で、力の限りのさわやかな激闘を期待したいと思います。
あとは、無心に、選手たちと、チームスタッフすべてを信じて、
札幌ドームで、坊主とふたり、家族みんなの思いの分も精一杯応援したいと思います。
最後まで、がんばれ、北海道日本ハムファイターズ!
Posted on 10月 26th, 2006 by replanmin
Filed under: 住宅取材&ウラ話
北海道日本ハムファイターズ!
燃えますねえ。初戦行ってきましたよ。
ドームの雰囲気、最高でした。
詳しいレポートは、見てください。
http://www.tkb2000.co.jp/takebe/news2006/101112gatu/nitihamu/nitihamu06.html