さて今週はわたしは、関西に出張中であります。
火曜日に新住協関西支部の定例勉強会があり、
WEBマーケティングについての学習会もあって、続いて各地訪問。
写真は会場の梅田阪急オフィスタワーから、阪神デパート側をみたところ。
きのうは滋賀県の方まで脚を伸ばしておりましたが、
「半分くらいこっちにいて」というリクエストも受けた(笑)。
確かに住宅は「生活文化」の大きなエレメントなので、
そのカタチの「まゆ」に相当する「暮らしの感受性」のようなものは、
なるべく実地に即していた方が当然ながら、肌合いにフィットする。
そして住まいの豊かさの大きな部分は、そのことに関わってもいる。
たぶん心理としては、そこまでの「メディア」機能を期待されている。
そういう意味ではたいへんありがたい申し出ではありますが、
う〜む、いきなりディープといったところ。
っていうことで関西状況視察に走り回っているのですが、
スマホには札幌で進行中の兼用オフィス工事実況が飛び込んでくる。
こっちの方は、来週末には現場工事の仕上げの「清掃」が予定され
写真のように据え付け造作家具の設置が順調に進んでいる。
う〜む、気になることハンパない(笑)。
写真で状況はリアルタイムに伝わってくるのですが、
やはり「設置」されてしまえば、現場の寸法感覚は容認するしかない。
写真でわかるように天地とも緊結させて耐震対策するのです。
リフォーム・リノベの場合には、
こういった「造作家具」の移設とかが当然多くなるので
「こうなるはず」という現場での感覚が重要な部分を占めている。
最後の「感受性」での了解という部分ですね。
写真でおおむね8−9割がたの確認は出来ますが、
その「臨場感」やほかの空間との配置など、
やっぱり見れば見たで、微妙な空気感が知りたくなってきます。
まぁ、帰心矢のごとしではありますが、
運を天に任せる気分で自分を抑えるようにしております(笑)。
そういう意味では、リフォーム・リノベは施主さんは1/1スケールで
建築や空間を知る機会にもなるのだとわかりますね。
これが「3回建てなければ」のコアなのかもしれない。
本日までは関西地区を行脚したあと、あしたには関東へ移動。
今週末日曜日まで、気になって仕方ないひとに会えない心境(笑)。
まぁしかしその分、思いも募って愛着に繋がっていくのかもしれない。
人間と空間の関係性、奥行きが深いと日々思わされています。
Posted on 4月 5th, 2018 by 三木 奎吾
Filed under: 住宅マーケティング
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