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【お昼時、そば屋の庭池にて】

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函館からの帰途、途中の伊達市で札幌から汽車で来たカミさんと合流。
久しぶりに、洞爺湖周辺をドライブして帰って来ました。
で、伊達市での昼食時、立ち寄ったお店で
結構なお庭に面した席に座ることが出来ました。

こういう庭池って、京都などの寺社の庭など鑑賞するのは別として、
自分自身で作りたいみたいな興味はそう強くない方なんですが、
さすがにやや疲れがたまってもいたので、
ながめていると、やすらぎが得られる感じがしてきます。
なんでしょうね、水辺というのは生態系の豊かさを保証するみたいな、
回生感が巡ってくるような印象がある。
そこにいのちが宿りやすいという進化の過程に「経験した」
無意識の生命記憶が働くのでしょうか?
で、たのしく食事したあと、
池の周囲に巡らされた縁に座ってまどろんでみた。
そうしたら・・・

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たしかに「いのち」の息づかいが聞こえてきたではありませんか(笑)。
こっちをにらんでいるようなガマガエルの置物。
さらに奥の低灌木の木陰には、なんと二宮金次郎の像まである。
で、目をこらしてみるとほかにも、カエルは青蛙や岩場のカエルと種類豊富。
対岸の池の畔には、茅葺き屋根の民家のような置物もある。
どうやら池のまわりに、石の置物の発する生命感が満艦飾なのです。
しばし、その遊び心いっぱいぶりに「回生」する思い。
お店の庭池なので、わかりやすいテーマ、こどもも楽しめるテーマで
お客さんを楽しませたいという気持ちの表れなんだろうと思われました。
全体としては風情の感じられる佇まいながら、
そのディテールでは、ユーモアたっぷりっていう、
こんな庭池つくりの愉しさに触れると、きっかけとしては
わたしなどにも興味が湧いてくるように思いますね。
まぁこういう置物は、たまに店舗などで見る程度でいいですけど(笑)。

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