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江戸深川下町情緒を探す

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先日の出張では、深川・門前仲町の近くで宿泊。
朝には雨が治まったので、界隈を散歩してみました。
東京都という地域は、狭い範囲にいくつもの雰囲気を持った街が散在している。
ほかの県域とはかなり様相が違うと思います。
ほんの少し、場所を変えるだけでいろいろな街の表情がある。
門前仲町って、来たことはなかったのですが、
地下鉄から地上に上がったら、
いきなりタイムスリップする感覚がある。
江戸情緒の駄菓子の専門店が目抜き通りで商売している。
考えてみれば、驚くほど「ローカルな」地域性を保全している。
ちょうど七五三の時期でもあり、
有名な「富岡八幡宮」境内を歩いていると、
早朝、出勤途中の会社員・OLのみなさんがほとんど、神宮本殿方向に向かって
拝礼をしてから、急ぎ足で会社に向かう光景と出くわす。
え〜、いまどき珍しいっていうような印象を抱きます。
いわゆる地方では、その地方性を否定するような風潮の方が強い部分があるけれど、
東京のなかの地域性については、
それが大変尊重されている部分があると思えるのですね。
メディアのものの伝え方が人間の感じ方に大きな影響を与えてきていることの
ひとつの事例なのかも知れませんが、
どうもそのように感じることが多い。
社会というのは変化して行くものですから、
こういう東京一極大集中というようなことが定着して
日本という社会全体がそのような方向に向かっていくのかも知れません。
ちょっと、ずれてきたかなぁ(笑)。
写真は、八幡宮の門前町の中の甘味店。
江戸情緒の感じられる味わいを復活させたら
たいそう人気になってありがとうございます、という案内。
店構えといい、なんとも江戸情緒なんですが、
こういうの、地方でやっていてもなかなか維持できない。
その地域の人口の集積というものが
決定的な文化格差を生み出してきているように思います。
このような一種タイムスリップした文化も
生存していけるだけのゆとりが、この東京の街にはあるのでしょう。
だからといって、地方都市でこういうコンセプトでやっても
けっして成功しがたいしなぁ、という感じ。
そういえば、うどんのユーザー選択式トッピングというのが
東京では一部、受けているようですが、
それをまねた店舗を札幌の豊平で始めた店を見かけましたが、
そういった東京コピーでは、今どきちょっと難しいのでは、
という思いを持ちました。
きょうはちょっと、テーマが複雑になったブログですね(笑)。
まとまりません、申し訳ありませんでした。
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