きのうは青森市内、ラプラス青い森にて
表題のような講演セミナーをこなしておりました。
今回は東北電力青森支店さんの主催セミナーで、
わたしが、表題のようなテーマについてその講演者の選定からアテンドを含めて
企画から講演者旅程管理引率、講演会での司会、発表、
パネルディスカッションの運営役と、こなさせていただきました。
これまでもいわゆる講演はなんども経験していますし、
つい12日前にも、同じ青森市内で講演させていただいていましたが、
今回は、役回りが多くてさすがに、やや疲労感(笑)。
今回のテーマは地域工務店の立場に立った
経営環境全般に及ぶような内容を企画して
札幌で活躍されている不動産マーケッター・志田真鄕さん、
十勝帯広で2×4工法住宅の普及に30年以上、中核的に関わっている
ウッズ設計・山口さんと、わたしの3人トリオでのセミナー。
こういった内容にふさわしいと以前から考えていた人選で
都合3時間半を超える研修会となった次第です。
講演中で志田さんも触れられていましたが、
住宅建設という需要は、1年間で総世帯に対する発生率は
わずかに1.8%に過ぎません。
こういった領域に対する迫り方は、一般的な販売活動を想定する
いわゆるマーケティングの常識的対応は通用しにくい。
さらに需要に対しての、中小事業者を中心対象としたマーケティング研究は
いろいろな調査研究が十分とは言えない領域。
そういうなかで、地域工務店の実態に日頃から接触頻度が高いのを活かし
なんとかいろいろなケーススタディをもとに
地域エリアの特殊性も解析しながら、テーマに迫って見ているのです。
ただ、各人の発表は今回が一期一会のような内容であり、
自分自身もその発表者の一人でありながら、
それらの発表内容を丹念に聴取しながら、要点も整理して
最後のディスカッションテーマを抽出把握して、
会場のみなさんにわかりやすくテーマを絞り込んで発言も促すというのは、
けっこうな作業量だったわけです。
でも、なんとか初期の想定イメージに近い討論空間を導き出すことが
できたのではないかと、参加者のみなさんの声を
終了後の懇親会で聞かせていただきながら実感できました。
まぁこのテーマは、時々刻々と変化していくし、
ひとが変わればマーケティング手法も変わるので、
エンドレスに深掘りしていくべきテーマ領域だと思います。
終了後講演者3人で酒を酌み交わしながら、濃い(笑)反省会も持てて、
ひとつのキックオフにもなったなと、楽しく思えた次第です。
Posted on 2月 17th, 2016 by 三木 奎吾
Filed under: 住宅取材&ウラ話
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