このブログで再三ご案内している、新住協。
北海道からスタートした「高断熱高気密」住宅運動の中核的な組織、NPO法人です。
現在の国の住宅性能基準策定は、
この北海道で始まった高性能に向けた努力が
ベーシックな基準になったといえるもの。
「高性能な住宅を安価な価格で」という新住協のひらかれた姿勢は
ユーザー利益に貢献する姿勢を持った運動といえます。
そのなかで、研究開発の基本を支えてきたのが
室蘭工大の鎌田紀彦教授。
今回、教授が一般ユーザー向けに、北海道新聞などで連載した
記事を集めた小冊子が、新住協から発刊されました。
写真の「百年住宅を目指して」です。
連載中、実に多くの真剣な住宅ユーザーから
直接、質問や相談が寄せられるなど、そのわかりやすさ、明快さで
住宅性能についての、一級の読み物といえます。
このブログでも触れるようなテーマは、基本的に
このなかで紹介されているスタンダードな立場に沿っています。
ぜひ、真剣に住宅性能についてお考えのみなさんは
ご一読されることをお勧めいたします。
目からウロコ、凡百の住宅本とは一線を画す一冊です。
新住協から、一般ユーザーのみなさんにも
500円で頒布しています。お問い合わせは
電話 022-781-1371 新住協本州事務局まで。
HPは、 http://www.shinjukyo.gr.jp/
また、建築会社向けの一括購入システムもあるということ。
各建設会社でも、ユーザーへの啓蒙にぴったりだと思いますよ。
Posted on 11月 8th, 2005 by replanmin
Filed under: 住宅性能・設備
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