先週金曜日、全国のトップを切って
昨年から開始された「長期優良住宅先導的モデル事業」の
セミナーが札幌で開かれました。
このセミナーは全国のほかの地域では、受け皿は国交省の現地窓口が
担当しているそうですが、北海道では
地方自治体の北海道が担当して開催したのだそうです。
当日は、事業の応募申請の評価委員会の会長を務められている
京都大学名誉教授の巽 和夫氏や
東京大学大学院教授の松村秀一氏、さらに国交省住宅局の石坂聡氏が参加されました。
地元北海道からは、コーディネーターとして
藤女子大学の大垣直明氏、北総研の福島明部長、提案者として
北方型ECOの川村隆氏、北海道R住宅の志田真郷氏が参加されました。
って、参加者の名前を記載するだけで
こんなに行数がかかるとは思わなかった(笑)。
そうですね、国がからんだセミナーなので、すごいメンバーなんですね。
まぁ、初めてこの長期優良住宅法についての開示セミナーなので、
取り組みが本格的なものになっていたのでしょう。
今後、全国で開催されていくことになります。
しかし、まずは北海道で開催されたというのは、
わたしたち、北海道の住宅関係のものにとってはうれしいお話しです。
セミナーと言うことですが、
最初に国側の、巽先生の基調講演、松村先生の審査講評、
国交省・石坂さんの国交省の今後の制作施策の方向性のお話しなどを受けて、
後半は、参加者全員によるパネルディスカッション形式で進行。
この手のセミナーとしては、異例とも言える(笑)面白さで、
とくに後半のディスカッションでは、
かなり、本音部分に肉薄してくるような展開がありました。
リプランでは、巽先生の単独インタビューも実現していますので、
次号9月発売号で組む特集部分で内容を掲載したいと考えています。
この長期優良住宅というものが、ほんとうの意味で
住宅ユーザー・国民の住生活を豊かなものにしていくように、
みんなが、制度をしっかり論議して、
よりよいものにしていくことが必要だと感じています。
住宅雑誌・リプランとしても、大いにそのような論議のきっかけを
読者に提供していきたいと思います。
地方と国との対話、という意味でも、
今回のセミナーはたいへん有意義なものだったと思います。
とくに、来ていただいた巽先生・松村先生・石坂さんには
かなり本音の部分も語っていただけたこと、感謝したいと思います。
北のくらしデザインセンター
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
北海道・東北の住宅雑誌[Replan(リプラン)]|家づくり・住まいの相談・会社選び
Posted on 8月 10th, 2009 by replanmin
Filed under: 住宅性能・設備
コメントを投稿
「※誹謗中傷や、悪意のある書き込み、営利目的などのコメントを防ぐために、投稿された全てのコメントは一時的に保留されますのでご了承ください。」
You must be logged in to post a comment.