さて、きのうは無事に飛行機が約束時間に遅れて(笑)
東京に着いてから大急ぎで、モノレールー京浜東北線ー高崎線と
乗り継いで、14:00約束のところが、14:05ころに会場到着。
大宮でしたが、以前にも取材で来ていた場所なので土地勘もあり、
まっすぐに会場到着できました。
で、開始時間も若干遅れていたので、無事全会合日程に参加できました。
わたしは工務店グループ・アース21の賛助会員として参加。
でありますが、会の発刊する雑誌の仕事でもあるので
この様子も写真撮影や、音声録音など、取材であります。
ということで、会場を見渡したら、
正面側に見知ったお顔も発見。
Facebookでやり取りもしている埼玉在住の工務店経営・佐藤喜夫さんです。
本州地域でいい家づくりを考えている方は、
おのずと高断熱高気密という志向性が高くなり、
そういうことで知り合う機会も増えていくのでしょう。
「埼玉家づくりネットワーク」という地域の作り手の会の
中心的メンバーとして活動されているということ。
以前アース21のメンバーでもあり、事務局活動もがんばっていただいていた
松谷啓佑さんがこの会合の仕掛け人のようで、
まことに感謝であります。
楽しみの事例発表では、埼玉側の会の会長さん、榊住建・千代岡社長から
さいたま市内での事例が紹介されましたが、
そのなかには、自分の敷地内の平地林からケヤキを伐りだして
それを使って新築するというような事例が語られていました。
山林というのならわかるけれど、平地林というのは驚く。
急速な首都圏の人口膨張の中で、大地主層というものが形成された
埼玉県の事情が反映されている実感を持てました。
こういう事例がごくふつうにあり得るという部分が
私たち北海道人には、まことに別世界の印象であります。
その後、今度は佐藤さんの事例発表では、
北海道の住宅建設事業者とまったく変わらないスタンスでの
「性能向上リフォーム」のリアルな状況を情報共有することが出来ました。
北海道には「北海道R住宅」というリフォームの基準がありますが、
こちらで行われている内容は、基本的に同様の手法。
またコスト面でも了解可能というか、妥当な範囲に収められていて
そういう面でも目を見張る思いでした。
なお、このリフォーム事例は自社所有物件として賃貸住宅で活用され
それも事業性範囲の金額設定で運用できているそうです。
「築40年超」物件のリノベーションですが、
課題としては、北海道R住宅のような社会的支援がないなかで、
流通事業者にこの住宅性能的価値観を
どうユーザーに伝えさせるか、というのが最大ポイントでしょうか。
ということで、
ブレークタイムでは、みなさんと活発に意見交換できて
まことに有意義に過ごすことが出来ました。
会合後、都内の宿泊先に迷わずたどりつけました(笑)。
お酒飲んだ後、電車に乗って時間を忘れず、眠らず、という体験も
東京サラリーマン時代の昔を思い出させてくれます(笑)。
Posted on 11月 12th, 2014 by 三木 奎吾
Filed under: 住宅取材&ウラ話
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