北海道が生んだ世界的な美術家・川俣正さん。
プロフィルをご紹介すると
1953年生まれ。
28歳の若さでヴェネツィア・ビエンナーレの参加アーティストに選ばれ、
その後もドクメンタなど、欧米を中心に高い評価を獲得し続け、
2005年には、アーティストでありながら
横浜トリエンナーレの総合ディレクターとして、
大規模な国際展の企画を任されている。
また、東京藝術大学が革新的な試みとして設置した
「先端芸術表現科」の立ち上げに主任教授として着任し、
既存の美術表現の枠組みを超えていく試みを実践してきた。
現在はフランス、パリ国立高等芸術学院の教授であり
海外でもっともよく知られている日本人アーティストである。
彼の仕事が関わっていく分野は、建築や都市計画、歴史学や
社会学、日常のコミュニケーション、あるいは医療にまで及ぶ。
1984年 東京藝術大学博士課程満期退学。
1977年より発表活動をはじめ、第40回ヴェネツィア・ビエンナーレ(1982)、
ドクメンタ8(1987)、第19回サンパウロ国際ビエンナーレ(1987)、
ドクメンタ9(1992)、第2回リヨン現代美術ビエンナーレ(1993)、
第3回ミュンスター彫刻プロジェクト(1997)、
第11回シドニー・ビエンナーレ(1998)、
越後妻有アートトリエンナーレ(2000~)、
第4回上海ビエンナーレ(2002)、釜山ビエンナーレ(2002)、
ヴァレンシア・ビエンナーレ(2003)など
国内外で多数のプロジェクトや展覧会に参加・発表を行っている。
1994年4月~2005年3月 東京藝術大学美術学部先端芸術表現科教授を経て、
現在、パリ国立高等芸術学院教授。
という方なのですが、
知人の武部建設・武部英治専務の高校同級生ということで、
北海道三笠市の廃校を使って、
「北海道インプログレス・三笠プロジェクト」という美術活動を
3年間にわたって継続してきました。
写真は、その完成したオブジェです。
今回、その集大成事業として、「部数限定カタログ」を刊行するということ。
この「三笠プロジェクト」の全プロセスを記録し、
さらに川俣正さんの直筆サイン入りのオリジナルケースもついている。
部数限定発行でエディションナンバー入りということ。
1部、10,000円で刊行は2015年春発送予定とのこと。
A4版フルカラー約100ページです。
この三笠プロジェクトを、まったくの民間ボランティアで推進した
武部さんが中心である「三笠フレンズ」会員向けの記念事業なのですが、
こうした機会なので、会員外のみなさんにも特別に頒布する計画。
コラボ活動を通して川俣さんは建築関係でも世界的に著名ということで、
その活動を記憶しておくことは有意義だと思います。
わたしは普通の会員ですが、実際に作品を見て
そのすばらしさを実感して、ボランティアで広報しております。
「本物は、やはり本物」の輝きを持っております。
ブログ読者のみなさんにも、オススメいたします。
が、あくまでも美術作品ですので、判断は自己責任と言うことで(笑)。
申込みは以下に直接どうぞ。
<リンク先から「004.カタログ予約申し込み」をクリック>
http://hokkaidoinprogress.jimdo.com/
Posted on 11月 10th, 2014 by 三木 奎吾
Filed under: 日本社会・文化研究
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