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【木造技術の継承努力 小樽の「能舞台」-4】

さて北海道に残る総合芸術建築・岡崎家能舞台を見て来ました。 1925年(大正14年)創建という建築なのでほぼ100年。 創建から60年後の1985年には「小樽市歴史的建造物」に指定される。 という経緯があって、1999年 […]

【能文化と現代社会の継承 小樽の「能舞台」-3】

佐渡出身の小樽の実業家一族・岡崎家の2代当主、謙氏造営の能舞台。 2枚目の写真はかれが10才まで過ごしていた郷里・佐渡の能舞台。 1843年創建と伝わる「大膳神社能舞台」です。 江戸時代末期ということになるけれど、 田舎 […]

【日本文化史が凝縮する北海道 小樽の「能舞台」-2】

能舞台の背景を印象強く彩る「鏡板」。 日本の建築文化の「粋」とも思えるこの建築装置に対して、 小樽の経済的成功者一族は、故郷の佐渡「神代杉」をはるばる「勧請」した。 用材に対して「勧請」というのは変な用語だと思うけれど、 […]

【北海道の日本建築文化 小樽の「能舞台」-1】

先週の土曜日、Facebookの友人の情報をチェックしていたら、 小樽在住の建築の達識・駒木定正氏が小樽に残る能舞台について 講演会を行うという案内に遭遇した。 それも「本日・・・」という案内なのであります(!)。 おい […]

【きわどく急を告げるロシア-欧州情勢と日本】

北海道とフィンランドの交流週間が終わった。 フィンランド・カレリア地方の知事さんや建築関係者との交流経験。 わたしとしては直感的に対ロシアの緊張する情勢背景を思ったけれど、 終了したタイミングでヨーロッパ情勢がきわどくな […]

【好きな札幌の古建築「簾舞通行屋」】

札幌は明治開拓から150年あまりと若い都市なので あんまり「古民家」的なたたずまいを見せる風景は存在しない。 個人的には民族らしさを深く感じられる空間性が数寄なので 現代住宅を離れてノスタルジックに楽しみたいというときに […]

【寒冷地木造文化共有 フィンランド「建築ゼロカーボン」対話-2】

昨日の続き。プレゼンではフィンランド・カレリアの大学学生寮の 木造の14階多層階建築の紹介がされていました。 カーボンニュートラルを目指して高い達成度レベルとの報告。 金物による木造の剛性確保で多層階はすでに世界の潮流。 […]

【ロシア隣接のフィンランドと「建築ゼロカーボン」対話】

国レベルでの出入国制限の緩和が進んできたタイミングで いま北海道とフィンランドとの交流週間が行われています。 ロシアによるウクライナ侵攻という緊張する情勢の中で 今回ツアーにはロシアと国境を接している「カルヤラ」の州知事 […]

【早朝のサイレン音、近隣で消防出動】

先日。いつものように早朝散歩に出掛けようとしたら 玄関を出てすぐに近隣道路をけたたましいサイレン音が響いていた。 道路までは300mほどで、たくさんの消防車出動と思われる事態。 状況を確認した方がいいだろうと考えて散歩ル […]

【太陽光発電「地域格差」と全国一律住宅政策】

一昨日は北海道民間住宅施策の諮問会議に出席。 国の省エネ住宅政策での大きな動きを踏まえ北海道なりの方向性を論議。 北海道は気候的に関東以南地域とは大きく乖離しているので、 明治期に国の中央省庁「北海道開拓使」が設立されて […]