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愛 地球博ー2

さっそくいろんな人からコメントをいただき、とてもうれしいです。
さて、今日は昨日のつづきを。
きのうも触れた長久手日本館はさまざまな近未来技術と、伝統的な知恵がたくさんあります。くわしくは日本館HPを、見ていただければと思いますが、感銘を受けたのはハイテクを利用した「屋根の打ち水」。
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竹の皮膜の中側の屋根には、光触媒の素材が使われそれに水を流して、ちょうど打ち水を打って気化熱を奪うという日本の伝統的な知恵で、涼を生み出しているのです。
まさに南の知恵、とうなりました。
という話をJIA北海道支部長・圓山彬雄さんとしていたら、こうした知恵のマザーは南方アジアの伝統的な建物のつくられようからヒントを得ている、と聞きました。こうした技術は、すぐにも住宅建築に活用されるようになるのではないか、と期待を抱けますね。
さらにおもしろい省エネルギーな試み2つ目。
会場のあちこちで、間歇的に蒸気のような白煙が上がって、いわば霧吹きのような打ち水装置が働いています。ちょうど電力館での時間待ちの列でも設置されていました。
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これは浴びてもほとんど濡れることがないほど細かい、ドライミストの蒸散による外部および半外部の冷却装置。
万博名物の「時間待ち行列」、それも酷暑の炎天下、一服の清涼感を与えてくれます。
北の「高断熱・高気密」とはまたちがったアプローチですが、どちらも目的とするところは同じ部分があります。こうした知恵の総和がよい住宅、よき環境という目標に近づいてくれることを期待したいものです。
<PS>トップページの「おにぎり」と右側の「おにぎり」作りアニメは、私のイメージキャラとしてスタッフが作ってくれました。 ありがとう!

2 Responses to “愛 地球博ー2”

  1. 「ドライミストの冷却装置」というのは
    その部屋だけ湿度が高くなったりしないのかな?
    素人の発想だと
    せっかく温度が下がっても
    湿度で汗をかきそうなイメージ・・・
    どういうカラクリなんだろう

  2. すいません、誤解されましたね、舌足らずでした。
    「外部および半外部の冷却装置」と書いたとおり、そとの冷却装置です。
    でもこのシステムを内装材に利用しようとする動きがあると聞いたこともあります。小耳だったので、確認はしておりませんが。

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