きのう3/31には全国で新規陽性確認者数が200人を超えた。
東京では78人で累計510人になってきた。
日本社会ではやはり東京の状況が全国の雰囲気を支配するので、
家族で状況を確認し合っても東京在住の息子からの緊張感が伝わってくる。
北海道は東京、大阪よりも感染者数が少なくなった。
人口では北海道と東京は 525万:927万。
感染者累計対比では 177:510 なので割合的にも東京が上回ってきた。
初期に北海道は突出して感染が広がったが、やや落ち着いてきた状況か。
図はときどき掲載している北海道HPでの発表状況。
新規感染者数は青い棒グラフで一時期の二ケタ数字はなくなって、
最近は「国内海外流入型」の感染者報告が続いている。
累計は177名で、死亡7名・現在患者数は39名となっている。
北海道知事「非常事態宣言」が感染拡大につながる道民の行動抑止になって
穏やかになって来たのではないかと期待を持てる推移。
この状況からすると、やはりクラスターを早期に把握して
それからの感染連鎖を食い止める作戦が効果を発揮したのかも知れない。
北海道はさっぽろ雪まつりで中国など世界の観光客が大量流入したことで
いくつかのクラスターが発生したけれど、
その後は大きな観光流入的要因がなく流入人口が減ったという経緯。
道知事さんの学校休校とか非常事態宣言での道民への行動引き締めが
2月28日ということで約1ヶ月前。
その後、2週間程度遅れて新規感染者数が増えている時期がある。
この例を下敷きにすれば東京は先週末に都知事から行動抑制が発出されている。
そこから2週間程度、来週いっぱい新規感染者数が伸びていく可能性が高いが
同じ日本人社会への行動抑制実験ケースとして北海道のこのグラフ状況が
ひとつの指標にはなるかも知れない。
大いに期待を持ってひとりひとり行動抑制に努めたいところだと思う。
ただ、北海道は巨大流入機会として雪まつりが特異的であったけれど、
東京の場合にはそれこそ「流入機会」の多さは北海道の比ではない。
海外からの流入条件で考えればいまもまだピークが継続しているとも思われる。
台東区の永寿総合病院では「医療崩壊・感染クラスター化」も起こってしまった。
まことに気がかりな状況で予断はまったく不能ですね。
下の写真はすっかり習慣が身についた「手洗い」。
WEBの動画情報で、手洗いの仕方をじっくり見させてもらって、
最低20秒以上というアナウンスを知って以来、30秒以上はやっています。
そうすると人生で初めてくらいの驚きで石けんの泡立ちを経験した。
これは固形石けんで30秒くらい洗っている状況ですが、
まるで手袋でもしているかのように石けんの「膜」ができる。
そのことに新鮮に驚かされて、すっかり楽しみと化している(笑)。
小さな発見、大きな喜び、であります。
Posted on 4月 1st, 2020 by 三木 奎吾
Filed under: 日本社会・文化研究, 状況・政治への発言
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