よく「細部に神が宿る」という言い方をする。
人間がものづくりをするときに、結局、アナロジーするお手本は
自然の中にあるもの。
色であったり、かたちであったり、いろいろにするけれど、
奇跡のように成立している自然の美には深く打たれる。
ふだん、人間の作る建物をひとに伝えることを仕事領域にしているので、
やはり自然の造形物に、畏敬の念を抱かされることが多いのでしょうか。
1枚目の写真は、瑠璃色のトンボ。
ただただ、陶然としてiPhoneを必死で向けていた。
わたしの至近距離に入ってきてくれた奇跡のような色合い。
手許は不確かながら、こちらをもてあそぶようなその姿態をなんとか、
写真に焼き付けることができた。
ややピントが甘いのは許してください(笑)。
最近はPhotoshopがあるから、ヘタな写真でも、
こんな画像にたどりつくことが可能なんですが・・・。
2枚目は京極の噴き出し公園。
羊蹄の山が長い時間を掛けて織りなす自然の躍動感。
千変万化する水の表情が、まるでイキモノのようです。
そしてオオウバユリの花が開花する直前の様子。
命の躍動の瞬間をピンナップしたような
こういう姿を見ていると
まことに自然のデザインの完璧さに、圧倒されてしまう。
やや残念な天気になった3連休の北海道ですが、
しかしそれなりには、短いけれど、細部で魅了してくれる北の夏です。
楽しませていただきたいと思いますね。
本日は、ここんところ撮りためた写真集構成でした。
Posted on 7月 20th, 2015 by 三木 奎吾
Filed under: 出張&旅先にて
コメントを投稿
「※誹謗中傷や、悪意のある書き込み、営利目的などのコメントを防ぐために、投稿された全てのコメントは一時的に保留されますのでご了承ください。」
You must be logged in to post a comment.