おとといの午後、娘の大学学費を振り込みに銀行へ。
大学では、事務手続きの関係で、
必ずこの振り込み用紙を使って、窓口から手続きして欲しい、とある。
年に1〜2回、こういうときくらいしか、
窓口で振り込むと言うことはない。
なので、結構混んでいたATMに十分くらい並んで必要金額を降ろす。
それを持って、窓口に向かうが、
どういうわけか、たぶん休日前で、窓口が混み合っている様子。
時間が相当かかりそうだったので、
順番待ち番号、10番先くらいなのを見越して、
お向かいの郵便局からの振り込みにチェンジしようとしました。
郵便局と、銀行、両方の印字された振り込み用紙が使われているんですね。
こっちは、並ぶことなく、すぐに手続きしてくれました。
が、・・・
「あ、娘さん本人の確認できる書類は・・・」
「あの、わたしは父親で、わたしが振り込む本人ですが」
「・・・あ、そうですか、では免許証、コピー取らせてください」
「え、そんなこと必要なんですか?」
「金融官庁からの、通達で、必要なんです」
ということだそうです。
免許証を渡して、コピーを取って、不審そうな顔をしている。
なにか、まるで犯罪者でも見るような目つき。
こっちは現金を振り込みにきた「お客様」なハズなんですが、
どうも、面倒でイヤなヤツがきた、
っていうような気持ちが担当窓口のおじさんの顔に書いてある。
やおら、携帯電話を取り出して、
「ちょっと、本部に確認を取ります」
という答えで、なんと、電話の内容を聞かれては困るのか、
そのまま、席を外して奥の部屋に入っていってしまう。
その間、わたしの出した現金封筒は無造作に机の上。
その机には、今度は違う人間が来て、
他の窓口業務を始める。
そこそこの金額封筒なのですが、書類と一式まとめてよっこしてしまう。
ちょっとその扱い方がたまらなくなって、
ちょうど戻ってきたけれど、相変わらず犯罪者を見るような目つきの
「怪しそうな」表情の担当者に
「わたしは娘の学費を送金しに来ただけなんですが、なにか怪しい犯罪扱いみたいな扱い方は
おかしくありませんか」
と、苦情をつい言ってしまいました。そうしたら、
「こういうケースは、仕方ないんですよ」
と、さらに詰問口調。
さすがにこちらも我慢限度を超えてしまったので、
「じゃぁ、いいです。銀行に行きます」
ということで、書類・現金封筒を返却して貰う。
で、再度銀行窓口へ。
今度は、スムーズに順番番号札が役に立って、
すぐに対応して貰えました。
免許証はコピー取られるのは、いっしょ。
で、窓口の方にいま、郵便局での一件を話すと、
「ご説明いたします」と
男性の上司の方が、席を勧められてお話しされました。
マネーロンダリング対策で、このような手続きを官庁から指導されている、ということ。
まぁ、話はわからないことはないけれど・・・。
ここまで不愉快なことをさせられる時代なんでしょうか?
お金を振り込むのに、まるで犯人扱いの対応って、
こんなことが続いていったら、
手続きが膨大になって、経済活動が窒息しかねないのではないでしょうか?
帰り際には、大学から送られてきた振り込み用紙の印字記載方法が
ちょっと不明瞭なところもあったようで、
そのことでも注意を受けてしまいました。
って、これ、わたしのせいじゃないんだけど・・・、
と思うのですけれど、こう考えるわたしの方がいまの時代、おかしいのでしょうか?
本当に不愉快な思いをさせられた銀行振り込みでした。
さて、どうなんでしょう、ふ〜〜〜〜。
<写真と本文は関係ありません>
北のくらしデザインセンター
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Posted on 2月 12th, 2009 by replanmin
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