火曜日の東北・仙台ー盛岡での猛暑のなか
冷房を効かせたクルマでの行き帰り、
どうやら、冷房風邪の原因になったようで、
きのうは午後から猛烈に頭痛がやって参りました。
喉の変調も、いっしょにやってきて、大合唱(笑)。
どうもよくありませんね。
運転中、開始直後はあまりの猛暑のためか、アタマはボーッとしてました。
どうにもすっきりしない、モワッとした感覚。
たぶん、熱中症ってこういうのが進展していく先になるような予感。
なので、冷房を効果的にと考えすぎたのかも知れません。
運転については、その後ガムを噛んだり、ソフトクリームを食べたりして
すっかり体調も戻ったので良かったのですが、
過ぎては尚、及ばざるがごとし、ということなんでしょうか。
ということで、きのうは朝の散歩もひと休みしていたのですが、
本日は、頭痛の残滓を払拭するかのように散歩。
で、北海道神宮周辺で、ごらんのようなアジサイを。
あ、1枚目は違いました、これは土曜日に立ち寄った北海道共和町の
「アジサイ寺」と呼ばれているお寺の境内の様子。
下の写真が、アメリカ式の自然公園デザインの円山公園でのもの。
東京に住んでいた頃は、アジサイにいちばん心が奪われていた気がします。
あまりの美しさに、一度だけ花泥棒をしてしまったことがある・・・。
道はしに飛び出していた、美しく咲き誇っていた一輪を
深酒の帰り道、ついつい、
手折って、自室に生けてしまった記憶があります。
深く反省しておりますが、ま、時効と言うことでここに自供します。
そういう罪を犯したという後悔の気持ちを持っていますが、
その美しさには、そんな情念をもたらすものがあるのかも知れません。
さまざまな色合いのグラデーションが、魅惑的。
その後、北海道は高温多湿な梅雨がないからか、
たまにアジサイをみかけても、そこまで蠱惑的な情感は伝わってこない。
気候的な違いが大きいのだと思いますが、
あの蒸暑のなかで魅惑的な美しさを見せるアジサイに
深くとらわれる部分があるのだなと、思わされる次第。
そのお寺のなかには、
こんなアジサイをテーマにした金屏風画も襖に描かれていました。
やや気候と情感を異にするこの北の地でも
アジサイの美に、遠い思慕を抱くひとたちも多いのだなと、
そんな気分のなかでゆったりとした時間を過ごしておりました。
Posted on 7月 16th, 2015 by 三木 奎吾
Filed under: 日本社会・文化研究
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