
大雪って、
弥生農耕を基本とした日本人社会では、
その都市生活では、文化的に想定していない事態かも知れません。
写真は、明治初年の頃の新開拓都市・青森市街の大雪図。
青森って言う街は、南部と津軽の伝統的な対立構造の中で、
両地域をひとつの県にまとめた新政府が、
その中間的な場所に県庁所在地を据えて、新規開拓した都市。
気候風土的に冬場の積雪が多く、
本来、都市機能としては適しているとは言い切れない地域なのでしょうか。
そういう意味では、札幌もほぼ同様の条件の場所かも知れません。
なんといっても、年間積雪が6mほどという
世界的に見れば、立派な「大豪雪地帯」。
こういう場所では、雪処理の問題が生活文化的にきわめて難しく立ちはだかる。
冬場の仕事を諦めて、室内作業だけにとどめられる農業であればいいけれど、
年中仕事をしなければならない都市での商業従事者など
その労苦は、並大抵のものでなくなってくる。
札幌の冬の観光の中で、一部アジア地域の方達が
大型除雪機械による大規模除雪風景を楽しんでいる、というものがありましたが(笑)
まぁ、確かにむべなるかな、ではあります。
年間の税金使い道の項目の中に、「除雪費」なんてものを計上しなければならない
っていうのは、なんとも砂を噛むような気になりますよね。
でもまぁ、やむを得ない。
逃げるわけにも行かないので、戦うしかありませんね。
そんな思いで、除雪作業に立ち向かうわけですが、
このニュース絵画は、もっぱら人力のみに頼っていた時代を感じさせて、
おかしくもあり、深く同情せざるを得なくもあり
「よくぞ、描き残してくれた」というような思いが募ってきます。
でもわたしが子どもの頃の札幌の街も、
ほぼ似たようなものだった記憶があります。
経済の発展とともに機械力とか、
公共投資の一種としての除雪が行われるようになったりはしたのですが、
この絵のような光景は日常的なものでもありました。
ただし、札幌の街は、
こういう降雪に対して、空地領域を確保して、
道路面積を広く確保していたり、
建物と建物の間に雪を溜めておく場所などを「都市計画」しています。
このあたりは、やはり開拓の基本計画に北米の知恵が活かされていると感じる部分。
札幌の都市計画は、島判官ということになっていますが、
その下僚として、多くの都市計画の「お雇い外国人」たちの献策があったことは
疑う余地がないと思います。
やれやれ、だんだんと雪降りが多くなってきました。
必ず、忘れず、雪って降って来るんですよね(泣)。
えんやこら、と立ち向かわざるを得ない日々であります。う〜む。
北のくらしデザインセンター
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Posted on 1月 7th, 2009 by replanmin
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写真は江戸期から続くある宿場町の町割の様子。
航空写真と、マップです。
日本の都市計画は、京都の町割りが基本になって、
間口が狭く、奥行きが長い「町家」形式の住居形式が
都市住宅の基本プランになっていました。
そういう形式が、独特の日本的な情感を育ててきた部分があると思います。
隣家と壁一枚を隔てて、場合によっては「共有」して
生活していくことから、「他者を思いやる」
「他人に迷惑を掛けない」というような隣人関係についてのマナーが
育っていた部分があったと思います。
それが子育て上でも、しつけの基本を構成していた部分もある。
作法やマナーの多くで、こういう住居構造が預かっている部分は多いと思います。
こういう町割りでは、公共的な部分としての道路の面積が少なくて済む。
道路が1本あれば、町を構成することが出来る。
ただし、これがすべて木造で造られれば、
瞬く間に火が回って、防火対策上は難しくなる。
また、言うまでもなく、クルマ社会的には対応がきわめて難しくなる。
このようなメリット、デメリットがあるわけですが、
戦後以降、現在の町割りでは、こういう形式が取られることはない。
都市集住という意味では、こういう町家住居に一番近いと思われるのは
マンションではないかと思うのですが、
住み方のエチケットについて、こういう町家の知恵は顧みられることがない。
木造か、コンクリートか、の違いが決定的なのか、
それほどマナーというものに価値観を誰も見いださないようです。
いや、初期のマンションにはそれなりの「常識」が生きていたけれど、
日本人の常識の方が、時代とともに変化してしまったのか、
今日の「隣人騒音問題」に、この生活倫理問題が集約されている気がします。
どんどん進展する個人主義が
社会的制約との間で、緊張関係が高まってきて、
人口都市集中の進展とあいまって、
極限化してきているのかも知れません。
どちらのほうが、「文化的」な暮らし方」であるのか、
もうちょっと時間が経過しないと、
評価は難しいのではないかと、思われてなりません。
北のくらしデザインセンター
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Posted on 1月 6th, 2009 by replanmin
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さて、本日から業務開始です。
なんですが、きのうも休みの間に出来る作業を1日中やっておりまして、
実質的には仕事に入っておりました。
正月休み、あっという間の1週間でしたね。
相変わらず、どこにも行かずにちょこちょこと出歩く程度。
そんななかで、2度行ってみたのが、COSTCO。
どこから来たかは知りませんが、
欧米スタイルのコストカットを連想させる小売店です。
なんでもビッグサイズで販売されていて、
単価比較すると、安価になっているというスタイルのお店です。
それほど興味が強かったというわけではないのですが、
ちょうど年末の買い物にいいだろうと考えて、
おあつらえ向きに「お試し入店券」というのが手に入ったので行ってみた次第。
入店するには「会員証」登録をしなければならないのですね。
免許証みたいな個人認証が必要になる。
こういうの、「特別な」という感じを高めるためのように思います。
会員になるには、4000円くらいかかる。
で、お試しでは5%ほど買い物金額に上乗せされる。
でも買い物後に、会員になるとその5%分は返金される。
ちょうど、正月の買い物をカミさんの実家といっしょに行ったので、
2軒分の買い物。
結果としては、大変微妙な数字になりまして、
まぁ、しょうがない、会員になるか、ということになりました(笑)。
どうも、お店側の作戦成功であります。う〜む。
さて、写真は店内風景です。
店内はキャスター付きの大型買い物カゴをみんなが動かせるほどに
広大で、天井も大変高く、アメリカンスタイル。
少し寒々しい感じもします。
そこそこお客さんは入っているけれど、
いわゆる熱気のようなものは感じられない。
というより前に、なんとも広すぎて、
どこになにがあるのか、およその目安を付けるのが大変で、
高いのか安いのか、判断するのに忙しくて
衝動的買い物にはならない気がします。
肝心の値段ですが、高いものもあったし、安いものもあった、という感じ。
特段、ものすごく安い、というものではない。
お肉のコーナーに一番関心があったのですが、
結局買ったのは、ハンバーグの原材料みたいなもの。
まずは大型冷蔵庫が必要でしょうね。
わが家は大型と中型2つの冷蔵庫があるのですが、
それでも通常はそこそこ一杯。なので、買い物しても
収蔵しておく場所の確保が大変。
値段は、そういう条件を考え合わせると、そこまでは安くないので
イマイチ、食指が動かない、というところでしょうか。
カミさんに言われてつい買ったのですが、
ジャイアントサイズの「髭剃りシェービングフォーム3缶入り」。
いくらだったかも忘れて衝動買いしたのはいいけれど、
さて、使い切るのはいつになることやら(笑)。
へたをしたら、2〜3年かかりそうな感じでしょうか。
忘れてしまわないか、心配な気がします(笑)。
しかし、広すぎて、とても一度ではチェックは無理。
わたしは義母の買い物カゴを押していたので自分自身ではあまり見られず、
広い店内で見失わないようにするのが大変。
ということで、カミさんに頼んで、
正月開けてから、もう一度再訪してみた次第。
結果としては、まぁ、それほど強い購買動機は持てなかったというところ。
1回目は3万円近い買い物でしたが、
2度目は3000円程度の買い物。
結果は雄弁に表れていると言うところだと思います。
でもまぁ、ブルーベリーのジャイアントサイズなど、そこそこ役立つものもあり、
ちょうどカミさんの実家に近いと言うこともあるので、
ときどきは見に行ってみることにはなりそうです。
しかし、生活防衛意識って、強くなってきますよね。
ことしはさて、どうなっていくものでしょうか?
北のくらしデザインセンター
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Posted on 1月 5th, 2009 by replanmin
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歴史の中で、謎に包まれていることは多い。
そのことが果たした役割は大きいのだけれど、
実体を持って感受しにくいようなことがらがある。
「奥州の名馬」というのは、そういうなかでも極めつけ。
平安期から、鎌倉に時代が変遷していく中で、
朝廷高級官僚から、武家に権力が移行していく時代は、
軍需産業としての兜・甲冑、武具、刀剣などの製鉄産業がどうなっていたのか、
という部分、きわめて重要だと思うけれど、
案外知られてはいない。
後の戦国時代には、堺の街や鉄砲鍛冶という存在が明確になってくるけれど、
平安末期については、よく見えない状況。
そして、戦争の帰趨を決めた要素として、
もうひとつ、軍馬の生産活動がどのようなシステムであったのか、が
よく伝わってこない。
とりわけ、奥州の名馬、という確固たるブランドを構築していた
第1等の軍馬について、
東北の歴史でも、どうにも曖昧模糊としている。
そんななかで発見したのが上の写真。
青森県での「牧」と呼ばれる馬産施設の様子を描いた江戸末期の絵。
青森県南部地域、平安期には「糠部」と呼ばれた地域は
馬産を基本とした行政単位が構築されていた。
平泉のあたりを境にして、北東北地域は蝦夷の地とされているなかで、
例外的に王朝国家側でも「郡」扱いされている地域。
国や郡という王朝国家の行政単位が
米作の田んぼを基本として考えているのに対して、
この糠部では、馬産を基本の産業要素としてシステム構築していたようなのですね。
王朝国家が、米作単位としての人頭税を基本とするのに
この地域では、米作ではなく、馬産に合わせた収税を実施しようとしていた。
で、なかなか、支配システムが現地でうまく機能できない、
ということから、「蝦夷のことは蝦夷にやらせる」という
方向に王朝政府の方針が転化してきて、
坂上田村麻呂の征服戦争の一段落後に、
現地の「俘囚長」としての安倍氏・清原氏という支配システムができてきた。
このあたり、米作を基本とした社会の法律システムが
北東北・北海道といった当時の非米作地域では、
社会の実情にまったく合致しなかった、ということを表しているようです。
王朝国家社会側としては、
安定的な馬やその他北方資源の供給が求められ、
それがうまくいくように特別なシステムを実施してきたと言うことなのでしょうか。
そのように経済的側面から考えれば、
だんだん、見えてくるものがあるのではないかと思っています。
で、次なる疑問として、
「なぜ、奥州から名馬が産出したのか?」ということ。
頼朝の奥州藤原氏攻めの結果、平泉の文書類が焼失したことで、
日本ならざる北方日本のシステムを探る手掛かりがないというのが
なんとも、困る。
この当時の平泉藤原氏が、どのような社会システムで運営されていたか、
その豊かな経済力と、社会の安定はどのように実現していたのか、
そういう部分が、見えにくいのですね。・・・う〜む。
この絵を見ながら、深く考え込み、
いろいろな想像力を働かせてみている次第です。
北のくらしデザインセンター
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Posted on 1月 4th, 2009 by replanmin
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よく「選手年俸総額」という言葉が出てきます。
野球って、「プロ」なんですから、
その経営の基本要素を考える上で、この部分は絶対不可欠な部分。
で、その年俸総額の資料が08年度のものですが、プロ野球選手会HPに公開されていました。
ただし、あくまでも「推定年俸」ということなので、
たとえば、すっかり巨人軍のメイン選手になった小笠原選手が
日ハム時代とほとんど変わらない、というような
あまり信憑性があるとは思えない部分もあるのですが、
まぁ、おおよその判断資料には使えるものでしょう。
これの過去資料などを考え合わせると
いろいろな推定が出来て面白く分析できるかも知れませんね。
これをみるとやはりお金をふんだんに使っているチームは
そこそこ毎年、いいところまでは行っている。
とくにセリーグでは、上位3球団が30億円以上使っているわけですが、
ここ数年は、この3球団で優勝は争われているので、
比較的にハッキリ傾向が現れている。
07年度決算で、日本ハムは球団として黒字だったそうですが、
動員数が150万人を突破して、
しかも、年俸をさらに08年度削減できたということ。
親会社の決算内容に左右されない、
球団経営の基本的な骨格が見えてきているのかも知れません。
このように考えれば、毎年年俸でもめていたと言われるマイケル選手を放出したのは
長期的な経営戦略から考えて、理の当然とも言えることでしょう。
日本ハムは06年、07年とパリーグ連覇を達成しましたが
それでも、年俸を抑えることができたのは、
札幌での観客動員数が大きな支えになっていることが明白。
多少、高年俸の選手を放出しても、ファンは付いてきてくれると考えられたのでしょうね。
ただし、そのためにはファンが納得してくれるような筋書きが必要。
多少、相手側が憎まれものになることを了解してくれるチームとして、
小笠原選手を、巨人に放出したのでしょう。
巨人ならば、そういう要望に応えられたし、巨人のニーズにもぴったり合致した。
幸福にも、巨人もすぐに結果を出せた。
ことしも、巨人と日ハムの間では、トレードが成立しましたが、
決して悪いことではないと思います。
むしろ長期的な戦略で、選手年俸を考えながら、
安定的な経営を実現させることは、プロ野球存続の一番の鍵です。
なので、小笠原が抜けたのになおかつ優勝した年って、
現場の管理能力が非常に高かったと言うことなのだろうと思います。
結局は育成とかの部分で、総合力で戦い、勝てたと言うことなのでしょう。
去年、巨人は育成からすばらしい選手が出てきて、
どうやら、一時のFA漁りは止めて、日ハム的な方向を取り入れはじめていますね。
むむむ、どうもイヤな予感がしてきますけれど(笑)。
わがチーム昨年は、管理者が抜けて、あらたな管理責任者(監督)に変わって、
やはりすぐには結果が出なかった。
で、さっそく動いた結果が二岡選手+林投手の獲得なのでしょう。
二岡選手は減俸にも応じてくれた、ということだそうで、
かれの心機一転、巻き返しへの強い意志を感じます。
昨シーズンはわがチームの守備の要、金子誠選手の体力的問題も出たし、
新たなチームリーダーとしてセカンドには田中選手が成長してきたので
二遊間、それほどには守備戦力ダウンとはならない気がします。
この補強は、当を得た作戦ではないでしょうかね。
まぁ、二岡選手、お酒の上での気の毒とも言える浮気発覚から
なんとか立ち直って頑張って欲しいと思います(笑)。
ことしの選手年俸総額の資料はまだ、発表にはなっていませんが、
北海道日本ハムは、たぶん、昨年並みか、微減程度と想像します。
この年俸総額で、200万人程度の観客動員ができるほどの
プレーでの盛り上がりがあれば、いよいよ、強固に札幌に根付くことが出来ると思います。
がんばれ、北海道日本ハムファイターズ!
こうなったらむしろ、
年俸はサラリーキャップ制を本格的に導入したらいいのではないでしょうか?
たぶん、ことしくらいから、
大リーグのバブルも崩壊しそうですから、
より堅実な経営戦略が必要になってくると思われるのです。
選手会も、長期的な存続のために、突っ込んで検討すべきではないでしょうかね?
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Posted on 1月 3rd, 2009 by replanmin
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写真は昭和年代とおぼしき石炭ストーブ。
昭和といっても、たぶん、初期、戦争前くらいに流通していたものと思います。
でも、わたしたち北海道に暮らすものにとって
ストーブくらい、身近に思うものもない。
当たり前ですが、暖房は冷房とは違う。
そこに命の切実さがあって、
「快適性」というような範疇とはやや距離感がある。
冷房は、暑さから快適なクールダウンを求めるものであって、
そこには命の切実感はない。
暖房は、まさに人の命に関わる装備であって
基本的な「権利」とも似通った部分を感じさせる。
北海道に日本人が大量移住を始めてから140年ほど。
この間の1/3くらいの時間をわたしも生きてきているわけですが、
そのなかですら、暖房については多くの変遷があった。
もちろん、それ以前の石器・縄文・檫文・アイヌ期といった
「いろり」暖房の時代もあったのですが、
家屋が日本スタイルの平地式の木造家屋が主流になってから
ストーブと煙突の暖房形式が一般化した。
熱源は大量に採掘された石炭。
ニシンなどの採集型・略奪型経済が衰えを見せ始めると前後して、
同じような経済原理の石炭採掘が活発化する。
さかんに採掘された石炭は、ずいぶん低価格で流通していたような気がする。
産炭地であり、暖房が不可欠な地域として
価格も抑えられていたような記憶がある。
札幌でも、どの家にも「石炭小屋」という収蔵装置が併置され、
家屋内部に小分けされて運ばれて、
この写真のようなストーブに「くべられた」。
その石炭ストーブも、
石炭産業の衰退とともに、石油ストーブに変化して、
石炭小屋は、石油タンクに変貌していった。
開放型の石油ストーブから、FF式の石油ストーブへ進化し、
温風対流型が一世を風靡したかと思うと、
その空気汚染が問題とされて、だんだん輻射式暖房に移行する。
パネルヒーターを持ったセントラルヒーティングが普及してくる。
さらに建物の高性能化が進んで、
深夜電力を利用した電気蓄熱暖房が普及する。
こんにち、エネルギー価格の不安定さを反映して、
空気熱源式や地中熱などのヒートポンプ、燃料電池などの
新エネルギーによる暖房革新も近づいている。
そういう意味では暖房熱源は変化するのが当たり前で、
世代交代は至極、当然のようにおこなわれてきた。
暖房はこれからも形を変えていくと思いますね。
ひるがえって、車のエネルギー源は開発当初からずっと石油。
いま、世界の金融危機からはじまって、
車経済が大きな曲がり角を迎えているけれど、
やはり大胆に、エネルギーを乗り換えることで
革新させる方向に向かう必要があるのでしょうね。
暖房の歴史を簡単に見ても、必ず実現可能なことだと思えます。
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Posted on 1月 2nd, 2009 by replanmin
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あけましておめでとうございます。
ことしは、景気の動向がたいへん不安定な中での新年。
どのシンクタンクの予想も、日本経済マイナス成長という予測。
政府の発表がかろうじてゼロ成長予測と言うこと。
日本の「成長率」を引っ張ってきた大企業が
概ね、輸出型産業であり、
そういう産業が、軒並み大きく業績を下げていて、
世界最大のマーケットであるアメリカ市場が好転しないと
国内景気も底値を探る展開が続くのでしょうね。
いや、まことに厳しい状況だと思います。
ましてや、さしたる産業のない北海道を基盤とする企業は、
なかなか、展望が見いだしにくいなかにいると思います。
さて、どうやっていくか、知恵を出して、
元気を出して、立ち向かっていくしか術はないでしょう。
写真は、武家・源氏の「神聖幕府」、鶴岡八幡宮。
ほとんど時代が前後する平泉の伽藍群と、
中世的都市の成立の仕方が似通っているだろうと推測しています。
平泉は、昨年、世界遺産申請が却下されてしまいましたが、
鎌倉も世界遺産申請を検討しているのだとか。
仮に、鎌倉が認められると、平泉という奥州の首府は
繰り返し、関東に敗北を喫することになる気もします。
源平の争乱とは別の意味で、頼朝は
むしろ、正面の敵は平氏よりも平泉と考えていたのが正解なのでしょう。
平氏との戦いは朝廷・院政との政治的思惑の戦いだったけれど、
っていうか、同じ陣営内での勢力争い的なものだったのに対して、
平泉との戦いは、まさに天下分け目の戦いと考えていた節がある。
平泉を殲滅した大軍勢の動員は、
後の世の秀吉の北条攻めと比肩されるような、政治的大虐殺だったと思います。
ただし、そのように意識すればするほど、
都市計画とか、武権の作り方とか、朝廷との距離関係とか、
いかに頼朝が平泉を徹底的に研究し尽くしたに違いない、という
事実を浮かび上がらせてくれると思います。
さて、これから、わが家は
北海道神宮に初詣です(笑)。さて、いい運勢になるように
しっかりお祈りしてきたいと思います。ではでは。
北のくらしデザインセンター
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
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Posted on 1月 1st, 2009 by replanmin
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前から一度、食べてみたかったものに、「あわ」とか「ひえ」があります。
コメが日本の南方から、弥生式農耕として広がっていく中で
自生していたあわ・ひえは、冷害の時にも実ってくれるものであり、
とくに寒冷地・北東北や北海道地域では、
基本的な炭水化物摂取源として、ひとの生存を支えてきたに相違ない。
であるのに、コメの食味の優位性に押されて、
やがて、食文化としてもほとんど日本人の暮らしに残っていない。
たぶん、それを食することが、
貧困の象徴のように見なされ、
上位観念としてのコメ食への憧れが圧倒的になっての結果なのでしょうね。
そんな思いがあって、
さて、貧しき民族の食の歴史を体感したいと、
そういう食品を探してみていました。
で、鎌倉の街の裏参道に写真のような食品を発見。
なぜ、鎌倉にこういう「食文化」が残っているのかはわかりませんが、
とにもかくにも、ひと味、所望してみた次第です。
すこし、あわのつぶつぶ感を残した作り方のようで、
うれしかったのですが、
もとより、アズキのあんの甘みが圧倒的で、
あわの味そのものを実感するまでには至りませんでした。
関東も、土地の広さもあって、
すべて水田にはできず、
こういう食品が残るほどに、あわの生産はあったのでしょうね。
あわは、いまは健康食として販売もされているようです。
宣伝文句では
あわはミネラルなどのバランスが良く、特に鉄分は精白米の6倍もあります。またマグネシウムとカリウムそろって豊富です。マグネシウムは白米の約5倍。カルシウムは約3倍含まれています。あわは適度な粘りとほんのりとした甘味があり上品な味わいです。お米に混ぜて炊くとクセがなく、ごはんにもっちり感がプラスできます。
国産雑穀は少量ずつ多地域から集められていますので、時期により色や粒形が異なります。この点をご了承下さい。賞味期限約10ヶ月。
というように紹介されています。
アイヌのひとたちの暮らしには
あわの脱穀のための臼が多く残されていて、
重要な食品であったことは明白です。
さて、どのように命をつないできたのか、
食の歴史を体感してみたいと考えています。
ことしも、きょうで大みそか。
年中無休でブログ更新が続行しています。
何カ所かでアップしていて、多いときは1000近い読者のみなさんはいるのですが、
さほど、コメントも返っては来ないブログです(笑)。
しかし、淡々と、来る年も書き続けていきたいと思います。
みなさん、よいお年をお迎えください。ではでは。
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Posted on 12月 31st, 2008 by replanmin
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写真は、鎌倉の鶴岡八幡宮への裏参道に面していたそば屋さんです。
旧市街地らしく、この裏参道では間口が狭く、
奥行きが長い、いわゆる「町家」形式の土地割りになっている。
こういう土地割りでは、やむなく「旗地」といわれるタイプが登場する。
広めの敷地を確保しようとしたら、
どうしても間口を犠牲にして、
通りから離れた奥に敷地を確保することになる。
必然的に長い通路専用の細長い土地が出来上がる。
で、商売をやろうと考えたら、
どうやってひとを、「その気にさせて」引き込んでくるか、
が、勝負の分かれ目になる。
というような興味を持って、この敷地割りを見ていました。
まず、出入り口にはわざわざ、木の門を設けて、
床も結界を表すように、大谷石のような独特の風合いの石を敷き込む。
そこから、まっすぐに白茶けた土の踏み込まれた道。
素材はなんでしょうか、たぶん、吸湿性がよくてドロドロになりにくい
そんな種類の土なんだろうと想像される土でしょうね。
あんまり見ることのない種類だなぁとは思われました。
この石と土の色と風合いのコントラストがなかなかいい。
で、それを際だたせるように、
右側には低く刈り込まれた垣根植栽。
左側には、変化を付けるかのようにところどころ、高い植栽。
右側の壁は、隣地との境界の板塀。
まぁ、これもいろいろなデザインの組み上げ方で
目に印象的なように造作されている。
一方左側は、隣地の店舗の壁やらを表していて、
変化に富んでいる。
土と植栽の境界には丸太が使われていて、これも
「ん、あれ、なんだろう?」と思わせるには効果的。
門の上部には鄙びた電球照明がしつらえられて、
暗い背景の中で、効果的なあんどん効果。
っていうような導入装置が工夫されていました。
正直に言って、
通り過ぎようとは思ったのですが、
一度、振り向いて、寄らずに行こうと思ったのですが、
やはり、そこはかとなく心が誘惑されて、
戻って、この道を踏みしめて中に入っていった次第。
門の前には、お品書きもあって、そば店であることはわかりました。
さて、繁盛しているのかなぁ、という興味ですね。
で、これがみごとな高級そば店としてにぎわっている。
まぁ、味はこの場合、興味の外でして、
建物をしげしげと観察させられました。
これもやはり、茶室があるなど、
結構な構えでして、ふむふむと納得させられました。
こういうところに、
時間を掛けて工夫を重ねてきた部分が感じられて、
いわば、日本の、というか「内地」の建築文化の奥行きを感じさせられるわけですね。
昼時、一本取られた思いをしながら、のど越しの良さを楽しんだ時間でした。
北のくらしデザインセンター
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北海道・東北の住宅雑誌[Replan(リプラン)]|家づくり・住まいの相談・会社選び
Posted on 12月 30th, 2008 by replanmin
Filed under: 住宅性能・設備 | No Comments »

写真は、ある「外断熱」系のビルダーさんの
より高性能タイプ住宅の壁断熱模型。
Q値が1.0を切る方向になってくると、
必然的に外(貼り)断熱の板状断熱材を厚くする方向から
空洞になっている壁の中にグラスウールを充填する方向へのチェンジが明確になってくる。
板状断熱材をこれまで以上に厚くすると、
第1にコストアップが大きくなることと、
同時に、壁材の保持がより厳しくなってくることが
こういう傾向を強めるのですね。
で、このビルダーさんの場合には、
もともと充填断熱についての技術知識を十分に持っていたので
なんの問題もなく対応できているのですが、
場合によっては、どうすべきか、方向性が見えなくなるビルダーさんもいる。
関東地域では、これまで次世代省エネ基準がQ値で2.7だったのが、
来年早々の改正で、1.9になるということ。
これまで「次世代対応」ということで謳っていたのが、
これまでと同じ対応では厳しくなってくるのですね。
実際に、こうした動きは顕在化していて、
「外断熱」ということで、高額な施工単価でも受注できるビルダーはいいけれど、
そうでもないビルダーさんは、なんとか施工単価を下げるために
充填断熱での高性能住宅ノウハウを
模索しはじめている現実があります。
そこに、この基準の改正があって、方向性が見えてくる可能性があります。
とくに景気の動向がここまで不透明になってくると
単価の下落は避けられないし、
一方では高性能化は、環境の観点からも大きく迫られてくるテーマ。
ことし年末に、FP工法のメーカーさんが行き詰まりましたが、
すぐに外壁材の全国メーカーさんが再建協賛スポンサーとして
名乗りを上げたのには、このような業界事情が内在していると思われます。
今後のマーケットの推移が注目されるところです。
さて、本日もまだ仕事が続いています。
まぁ、しょうがありませんね。
ことしは、まだまだ終わりません(笑)、頑張りましょう!ではでは。
北のくらしデザインセンター
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Posted on 12月 29th, 2008 by replanmin
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