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鶴岡八幡宮

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あけましておめでとうございます。
ことしは、景気の動向がたいへん不安定な中での新年。
どのシンクタンクの予想も、日本経済マイナス成長という予測。
政府の発表がかろうじてゼロ成長予測と言うこと。
日本の「成長率」を引っ張ってきた大企業が
概ね、輸出型産業であり、
そういう産業が、軒並み大きく業績を下げていて、
世界最大のマーケットであるアメリカ市場が好転しないと
国内景気も底値を探る展開が続くのでしょうね。
いや、まことに厳しい状況だと思います。
ましてや、さしたる産業のない北海道を基盤とする企業は、
なかなか、展望が見いだしにくいなかにいると思います。
さて、どうやっていくか、知恵を出して、
元気を出して、立ち向かっていくしか術はないでしょう。
写真は、武家・源氏の「神聖幕府」、鶴岡八幡宮。
ほとんど時代が前後する平泉の伽藍群と、
中世的都市の成立の仕方が似通っているだろうと推測しています。
平泉は、昨年、世界遺産申請が却下されてしまいましたが、
鎌倉も世界遺産申請を検討しているのだとか。
仮に、鎌倉が認められると、平泉という奥州の首府は
繰り返し、関東に敗北を喫することになる気もします。
源平の争乱とは別の意味で、頼朝は
むしろ、正面の敵は平氏よりも平泉と考えていたのが正解なのでしょう。
平氏との戦いは朝廷・院政との政治的思惑の戦いだったけれど、
っていうか、同じ陣営内での勢力争い的なものだったのに対して、
平泉との戦いは、まさに天下分け目の戦いと考えていた節がある。
平泉を殲滅した大軍勢の動員は、
後の世の秀吉の北条攻めと比肩されるような、政治的大虐殺だったと思います。
ただし、そのように意識すればするほど、
都市計画とか、武権の作り方とか、朝廷との距離関係とか、
いかに頼朝が平泉を徹底的に研究し尽くしたに違いない、という
事実を浮かび上がらせてくれると思います。
さて、これから、わが家は
北海道神宮に初詣です(笑)。さて、いい運勢になるように
しっかりお祈りしてきたいと思います。ではでは。
北のくらしデザインセンター
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