本文へジャンプ

内外部一体となった家

6432.gif
家の作られようは、その住む人、作る人で
注文住宅でいえば、ほぼ千差万別。
とくに戸建て住宅の突き詰めた意味合いでいえば、
庭と、間取り・採光の自由さというのが、
マンションなどの住宅とは決定的に違う特徴といえるでしょう。
写真で紹介した家は、福島市の近郊の家。
都市住宅としてはやや広めの敷地に
外部からの視線を遮った「コートハウス」です。
都市の環境の中で、戸建てに暮らす意味合いを
追求して行くとこういう形になるという事例。
周辺は新興の住宅街ですが、道路側にはむしろ遮蔽的に
閉じられた印象です。それはコンクリート壁で、
道路側からの視線をカットした中庭を実現させているから。
しかも、中庭や本体建物のメイン居住部分を
道路レベルからはややスキップアップさせています。
こうして実現した、言ってみれば、家の内側に近い感覚の外部空間、
たいへん居心地の良い中庭を活かし、
メインの居間やDKに対して一体感のあるデザインとしているのです。
新築後間もない春先でしたので、まだ造園の計画はこれからでしたが、
実に枝振りの見事なシンボルツリーが、いかにも効果的。
さらにこうした中と外の関係を、もっと活かす
中間領域として、ウッドデッキが楽しく演出しています。
まだ子どもさんは小さいけれど、男の子が2人。
この中庭と、ウッドデッキの空間は
やんちゃ坊主を育みたいという、男親共通の願いを感じさせます。
そして、中の居住空間は大きく間仕切りの少ない
大空間が広がっています。
おおらかで、伸びやかな空間に、子育ての夢が
そのまま、表現されているようで、
こちらも楽しくなってくるような家でした。
さて、本日から宮崎ほか各地に、一週間ほど出張いたします。
旅先から、ブログ更新できるかなぁ?
一日も、いまのところ更新を欠かしていないので
なんとか、毎日更新! 目指したいと思います。
ぜひ、お忘れなく、お読みください。

One Response to “内外部一体となった家”

  1. 中古マンション

    中古マンションのポイント

コメントを投稿

「※誹謗中傷や、悪意のある書き込み、営利目的などのコメントを防ぐために、投稿された全てのコメントは一時的に保留されますのでご了承ください。」

You must be logged in to post a comment.