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屋上緑化

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温暖地を取材してみて、
やはり灼熱の夏をどう快適に過ごすのか、ということが
大きな問題になってくるといえる。
こういう問題を集中的に研究して、解決策を工務店レベルで考えようという
そういった運動体というようなものが存在しない。
いくつか、手法は明確になってきているので、
キーワードは、断熱と日射遮蔽しかありえない。
そのなかでも屋根面緑化という手法は相当に効果的。
しかし、なんといってもコストが高い。
こういう部分に補助金を付ける方が政策として遙かにいいけれど、
どうにもワケのわからないこねくりまわしたような「先導的提案」ばかりに
研究者である大学の先生たちというのは目を向けがち。
現実の「省エネルギー」とか「省CO2」というのは
もっと現実的な問題なのだと思います。
まぁ、国の政策的な方向付けの方の問題でもあるのですが、
現実の検証の済んでいない「先導的提案」というものが
官僚的な判断だけで優位に評価されるというのはいかがなものか。
もっと基礎的な手法の普及にこそ、
評価の基準を高めるべきだと思います。
数字的な評価で屋根緑化というのは評価が低いのかも知れませんが、
太陽光発電ばかりではなく、
こういった屋根面が近隣のみなさんに与える心理的な効果まで含めて考えれば、
きわめて効果は高いと思うのです。
屋上緑化が、普通の板金屋根と近いコストになれば、
普及はどんどん進む可能性があると思うのです。
太陽光発電などは、その寿命について
いろいろな説があるというのに対して、
芝屋根は、それこそ人類普遍の過去からの遺産的技術。
ほんのすこしの科学的技術の追加で、存続可能なシステムに高めることは容易だと思うのです。
って、きょうはすこし個人的な思いを強調したブログですね(笑)
一部、不適切な部分があるかもしれませんが、ご容赦を。
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