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アテルイの復権・政権の混乱

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写真はJR水沢江刺駅近くで発見したモノ。
東北古代の歴史の見直しが進むにつれて、
このアテルイの存在の見直しが進んでいるような気がします。
水沢市内の新興のモータリゼーションタウン(っていう言い方があるかどうか、不明ですが)
の名付けに「アテルイ」が使われたりしていまして、
また、この看板のように律令国家政権に対して抵抗し、
政府軍を迎え撃って大勝利を得た古戦場をまさに「顕彰」するかのようです。
まぁ、たぶん、地域の歴史を調べていて
従来反逆者として烙印を押しつけていた人物に
正当な光が当たり始めて
大きく反論を展開するような動きもないなかで
認知の動きとなってきているということでしょうか。
ここが民主党・小沢一郎氏の選挙区であるというようなことも
あるいは関わっているのか、という思いも、ふっ、としてきます。
ここのところの自民党政権の末期ぶりはすさまじい。
麻生さんというひとは、
もうあっという間に打つ手なしの状況に追い詰められている。
緊急経済対策とかなんとか、口先だけ言っていて、
一生懸命テレビコマーシャルまで流して、
「経済の麻生」というイメージを売り込みながら、
口あんぐりという世論調査結果を見た途端に
「景気対策法案を出したら、政局に直結するから」とかという
国民から見てまったく意味不明な口実を口にして
景気対策もすべて放り投げだしてしまっている。
いったい、どうするつもりなのか?
権力というのは、どう使っていくのか、が一番大切なのであって
その地位に居座り続けることに意味があるのではないでしょう。
景気対策が最優先であると考えたのなら、
多少の世論調査の不利などに右往左往せずに、信念を持って対策をまとめて
当初予定通り、解散総選挙に踏み出すしか、なかったのだと思う。
麻生という人物の役割というのは、
いわば自民党にとって、賭けに似た選択での登場だったと思う。
それが恋々として、首相の座にしがみつく様は、
「存在そのものが、政治空白」というそしりをまぬがれない。
ここ数日の動きを見ていると、
どうやら、与党内部が統制不能の状態に突入してきている様子が見える。
必死に椅子にはしがみついたが、
家そのものがガタガタ軋みだしている、とでも言えそうな状況。
どうも、長年政変を見てきたけれど、
最悪に近いような政権の終わり方が、かいま見えてきた感じというところ。
これでは、オバマという政治的な変化への希望が見えている
アメリカの方が、未来があるだけいいのかもしれませんね。
どうなるのでしょうか。国の先行きが不明ですね。

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