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息子の虫垂炎手術

きのう書いた息子の一件、
朝、ふたたび痛みが強まっていて、
受けにいった午前中の再診で、再検査してもらったところ、
MRIでの画像分析など総合的な所見として
切除手術が至当ではないか、というご意見。
付き添っていたカミさんからの電話報告を受けて、一瞬は考えましたが、
息子も不安がってはいない、ということもあり、
即、お願いすることに致しました。
で、即日に手術と言うことで午後3時過ぎには執刀。
虫垂炎とは言っても手術なので、やはり不安感はあり、
手術終了まで付き添っておりました。
わたしは虫垂炎切除手術は受けていませんので、
その痛みはわからないのですが、術前に 尿道カテーテルを施術される。
切開手術で全身麻酔でやるということなので、
自立的な排尿の困難が予測され、尿毒症などの怖れもあるからなのでしょうから
まぁ避けられませんが、わたしもこれには参った経験がある。
あの不快感は経験してみないとわかりませんよね。
手術自体は問題なく成功したのですが、最初に告知されていた時間、
おおむね20〜40分という時間は超過して
70分くらい経過してから、手術終了のケータイでのお知らせ。
こういう時間って、なかなかに辛い時間であります。
いろいろな雑念・不安が心をよぎってくる時間です。
ようやく手術室から出てきた、麻酔状態でベッドに伏せっている
わが子を見るというのは、なんとも複雑。
その後、切除した患部も見せていただき、
腹痛の元凶がなくなったことも確認させていただきました。

ベッドに横臥したわが子は、
やはり尿道カテーテルへの痛み・不快感を訴え続けている。
このあたり、痛みに弱い自分を鏡で見ているようで
なんとも言えない気持ちになってくるものですね(笑)。
でも最近の病院では、こうした患者の痛みへの配慮は顧慮されるようで、
医者の許可を取って看護師さんから尿道カテーテルははずされ、
痛み止めの座薬も処方していただけました。
その後、落ち着きが見られてきたあたりでわたしは病院をあとにしました。
しかし、高校生と言ってもまだ子ども。
その後、カミさんが帰る段になると「心細い」ということ。
結局、消灯時間まで付き添っておりました。

しかし、こういう「家族だけで体験する時間」というのは
何かを感じさせてくれるものですね。
不安感や、雑念などを言の葉にしないように
必要最小限の会話になっていくものですが、
こころのなかでは祈るような気持ちをずっと持ち続けている。
痛みは、手に取るようにというか、
共有体験のように体に伝わってくる。
何が出来るわけでもなく、医師に委ねて信じて待つしかない時間。
自分自身の健康管理について、
可能なことはきちんとしなければならないなと、
そんな気持ちを強く持たされました。
そういえば、最近、睡眠時無呼吸症候群の治療、さぼってしまっています。
やっぱり心を入れ替えていきたいと、神妙に思っております(笑)。
執刀したいただいた先生、看護していただいたみなさんに感謝です。

息子の腹痛、盲腸騒動

きのう夕方4時頃、今週末の講演のPowerpointデータの作成中、
坊主からカミさんのケータイにコール。
きょうから高校で、ケータイ持参OKになったそうなのですが、
そのケータイを使って帰りのバスの中から
「迎えに来て」という断続的なコールということ。
まぁよく状況が詳らかではないけれど、
なにか、緊急的な事態が発生した様子でした。
きのうは、特段のアポイントもなかったので、カミさんが急ぎ迎えに。
で、そのまま近くの「N病院」という国立の大型病院に行ったのですが、
受付は3時まで、ということで、押して頼んでも先生がいない、ということ。
でもそこで近隣の病院を探してくれて、
H内科という、わたしが30年ほど前に胃潰瘍で入院した病院へ。
その段階でわたしに連絡をくれて、
どうも腹痛を訴えていて、これまで経験したことのない痛みなのだという。
症状は進行していて、どんどん痛くなってきているということ。
盲腸なのかなぁ、というところですが、
初診では、盲腸ではないのではないかという所見。
でもすぐに痛みを抑える薬と、血液検査や栄養補給の点滴などを処方してくれました。
その検査結果では、白血球の数値がたいへん多く、
なんらかの炎症、一般的にはやはり盲腸を思わせる数値とのこと。
ただしこの病院はその専門ではないので、
急ぎ連絡を取ってくれまして、やや遠いのだけれど、
自宅からは10km以上ある、白石区のH病院の先生に連絡を取ってくれまして、
そこで急患として看てもらえることに。
で、わたしもクルマを運転していっしょに行って参りました。
造影剤を体に入れて、体の断面写真を取って炎症部位を確定させて、やはり盲腸だという。
しかし、痛みは点滴などの薬の効果で徐々に落ち着いてきて、
血液検査の数値でもほとんど健常レベルに下がってきていました。
お医者さんの説明では、盲腸は、現状のこういう経過であれば、
これで快方に向かう確率が大変高い、ということ。
よく「散らす」というのは、こういった点滴治療などで治まっていく症状のことだそう。
症状も落ち着いているので、本日再診してみて異常がなければ大丈夫ということ。
ほっとひと安心というところであります。
すべての処置が終わったのは、夜の11時近く。
30分ほど掛けての帰り道のクルマが、遅く感じられました。

わたしは盲腸はやったことがないので、
その痛みは経験していませんが、息子の話だと冷や汗が出たのだそうです。
わたしは以前、20代での胃潰瘍や40代での胆石などが痛みのMaxで、
比較のしようもないので、わからない。
ただ、盲腸だとすれば、初期の対応が肝心だという話を聞いたことがあるので、
各病院さんにお願いして、急ぎでの診察をしてもらったのです。
ただ、夕方4時過ぎという時間帯というのは
なんとも困った時間帯ですね。
通常のいろいろな施設の整った大病院では、システム運用をせざるを得ず、
こういった対応が難しい。
必然的に急ぎの患者側で病院を転々とせざるを得ない。
身の回りにいる人間が対応をいろいろと考えて臨機応変にやっていかなければならない。
帰り道、息子が
「おれ、年寄りでひとりになっていたら、マジ死んでいた」
ってやや大袈裟に言っていましたが、まぁやはり家族に包まれているというのは
人間にとってきわめて大切なことですね。

家庭用エネルギー比率の国際比較

ある講演会でお聞きした家庭用エネルギーの国際比較です。
写真の説明が見にくいと思うのですが、
グラフで赤い色が「暖房用」、黄色が「給湯」、
緑が「調理」、青が「家電エネルギー」紫が「冷房」です。
2001年段階でのデータなので、10年以上経過している
最新ではまたいろいろに変化していると思うのですが、
傾向としてはこういった状態にあるという認識です。
ヨーロッパ諸国というのは、冬が長くあんまり日照が得られない。
雨が多くて湿潤であるけれど、多雪ではないという気候。
メキシコ湾流という暖流がノルウェイやフィンランドくらいまで流れ込む
そういった条件があって、こういう傾向のようですね。
わたしも真冬のノルウェイに行った経験がありますが、
真冬でもフィッシングに誘われたりしました。
じめじめとした天気が続き、そのうえ高緯度なので
10時くらいまで朝が来ないで、午後3時前には暗くなってくる。
北海道のような乾燥した雪は降らずに、じめじめしたみぞれのような天候。
で、伝統的に暖房の意識が強く、家庭用での暖房費用への関心がきわめて高い。
南ヨーロッパのイタリアですら、日本の倍近い。
ちょうどイタリアの構成がいまの北海道や東北地域に近い。

世界のエネルギー思潮の源流を形成する
こういった欧米諸国の置かれた状態というのをしっかり把握していた方がいい。
「ヨーロッパというのは秋田に近い」
っていうご意見をよく聞くことがありますが、
確かにそう感じられますね。
で、そういう民族意識が新大陸に渡って、獲得した資源が石油で
極論すれば、その資源国としての大量消費を行って大国化したのが
北米のアメリカであり、その生活スタイルと近似したカナダ。
アメリカの成功というのは、エネルギーの大量消費を基本にしたものなのだと思うのです。
こういった事情からすれば、ヨーロッパ世界が
必死になって断熱強化に取り組んでいく流れは良く理解できます。
暖房用エネルギーの削減こそが
社会全体の中で、きわめて肝要な中心軸になるのは理解できる。
一方で、日本は南北に大変長い国土なので、
本来はいくつかの地域に分けてエネルギー戦略を考えるべきだと思うのですが、
ここに示されているのは平均値とした日本と言うことになります。
さらに、この傾向は国民世論という人口的な要因による「調整」が加わりますから
もっともっと、暖房用エネルギーへの過小評価が進むことになります。
日本は暖房の要素がきわめて高い地域の人口はおおむね15%で、
それ以外の地域の人口が85%となっています。
そっちのほうの「常識」が無意識的に前提になる国家社会なんですね。
一枚のデータですが、
さまざまな想念が浮かんでくるデータです。

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今年の春は・・・寒い

写真は今朝のわが家のクルマの様子です。
確かいまは、4月の8日なハズですが、どうも季節は後戻り気味。
3月の下旬にはかなり暖かい日もあったのですが、
ここのところは、最高気温でも4℃とか5℃とか。
最低気温は確実にマイナスを刻んでおります。
きのうの土曜日から、家の近くの散歩をスタートさせたのですが、
今朝のこの様子では、ちょっと中止ですね。
ほんとうは火曜日にはゴルフに行こうというお誘いもあったのですが、
返信していないうちに、立ち消えになったのか、
音沙汰もありません(笑)。
きのうも日中の天候は雪が断続的に降ったりしていて、まるで真冬です。
東京では今週末がお花見のピークなんだとか。
この調子では、北海道、ゴールデンウィークでも花は咲きそうにない。

どうなんでしょうか?
北極海の氷が融けて、その冷海水の影響で
今年の冬の寒さが説明できるというニュースが流れていましたが、
そうだとすると、巨視的には温暖化による影響なのでしょうか?
そういえば食品スーパー店頭から大根がほぼ消えている。
わがやのきのうの買い溜めでも、買えなかったので、
時間差で別の店で購入したら、1本250円ほどで販売していた。
っていっても、ふだん買い物をされない方にはピンと来ないでしょうか(笑)。
通常、大根は安ければ100円前後が相場なんですね。
この寒さ、全国的な傾向のようで作柄が悪いのが基本要因だそうですが、
調べてみたら、「黒斑細菌病」というものも発生しているのだそうで、
出荷数が圧倒的に少なくなっているのも原因のようですね。
いずれにせよ、この冬の寒さがいろいろに影響してきている。
スーパーでは、半分に切って130円くらいでも販売していましたが、
まだ、鍋料理が食べたい季節が続いているので、
大根おろしは欠かしたくない。
困った状況になっております。
旭川在住の人のブログを拝見すると、「ことしは春は来ないだろう」などと
書かれていました。
まぁまさかではありますが、そんな不安もアタマをもたげてくるような
寒さの続く今年の春ですね。

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打てても打てなくても中田クン

札幌ドームでの開幕戦から6戦目。
5日の対オリックス戦でついに中田翔クンのバットから快音が飛び出しました。
ものの見事なホームランで、もやもやをスッキリと一発解消。
やはりホームランを打つバッターというのは
プロの醍醐味ですね。
一発で、すべての雰囲気を変えてしまう魅力を持っている。
そして四番をずっと打たせようという球団の育成の方針にはブレがないようですね。
チームとして明確に「どういう野球がやりたいか」という意志が表れている。
なので、わたしたちファンも、そのように期待をかけ、
ファンと球団が一体になって、中田クンをバックアップしている。
こういうプロ野球の闘うポリシーってやはり大事ですね。
お互いに感情移入しやすく、応援の方向性も明確になる。
言ってみれば、打てても打てなくても中田クン、なわけですね。
まぁ、でもこれからもスランプの波は来るでしょう。
中田くん、このあたり、どうやってクリアしていくか。
そうした進化もいっしょになって見つめていきたいと思います。
まだ22歳なんです。
なので、最低8年間くらいはかれが4番打者で全然問題がない。
全日本の4番を育成しているのだ、くらいのポリシーを持って
日本ハムファイターズは、腰を落ちつけていって欲しいものだと思います。

ひるがえって、日本中の「名の売れた」選手を集めまくっている巨人軍。
寄せ集めたのはいいけれど、チームとしての一体感はまるでなさそうですね。
どういったチーム方針、姿勢で闘っているのか、
なんとなく札束で尻を叩きまくって、勝利を買おうとしているようにしか見えない。
そういうのが選手のモチベーションにとってどういう作用をするものか、
スポーツ心理・メンタルマネージメントが必要なのではないかと思います。
昨年ドラフトでは、菅野君というひと、わがチームの指名拒否されましたが、
あのチームの「育成」について一体どう考えているのでしょうか?
誰が見ても、チームの育成方針はわがチームの方がはるかに優れたシステム。
ちょっと使ってすぐに結果が出なければ、ほとんど使い捨て。
どんな選手も悲惨なばかりに淘汰していきますね。
そういうなかで、それでも危険を顧みず、1年間の浪人を選択した。
個人の自由ではあると思うけれど、
まぁ、始まったばかりですから気が早いとは思うけれど、
この調子では、親戚だという原監督が来年も指揮を執っているかどうか
たいへん不透明だと思います。
あ、ちょっと言いすぎかなぁ。
フラれた腹いせと取られてしまいますね、こういうの(笑)。
でも、我慢に我慢を重ねてようやくホームランを打ってくれた
中田クンのうれしそうな表情と、ベンチのチームメートたちの
歓喜の様子を見ていて、やはり野球はチームスポーツだと
強く思わされた次第です。
がんばれ、中田クン。がんばれ、北海道日本ハムファイターズ!

Facebookに感じる違和感

いつかそのうちに出てくるだろうと思っていたニュースが出ていた。
Facebookへの違和感についてです。
ネットは匿名という常識を打ち破ったFacebookというのは
確かに面白いサービスだと思うのですが、
ものごとには、必ずこういった修正意見が出てくるものなんですね。
以下のようなことです。

ジャストシステムは4月5日、「Facebookの利用状況に関するアンケート調査」の結果を発表した。Facebookユーザーの約7割がストレスを経験したことがあるという。

 Facebookを利用していて、何らかのストレスを感じたことがあるかという問いに対し、「ある」「時々ある」「まれにある」と回答したのは68.4%で、約7割を占めた。ストレスとして、友人や知人のFacebook上での振る舞いに対し、「違和感を抱いたことがある」と回答したのが34.4%となっている。
 その理由として、「無理に作っているような感じ」「ネットと現実での振る舞いが全く違う」「自分を良く見せようとしている」「キャラを作っている」など、実際とは違う、理想の自分を演じている友人や知人に違和感を抱いたとの回答が多かったという。
 「上司・先輩などからの友達リクエスト」には、31.0%が「承認したくないが承認せざるを得ない」と回答し、「絶対に承認しない」という回答も12.0%あったという。
 調査は3月29~30日にFastaskのモニタのうち、近畿地方に在住の男女15~59歳のFacebook利用経験者を対象に行った。

っていうことであります。
わたしもFacebookユーザーではありますが、
まさか、スタッフに友だちリクエストは出さない。
まぁごく控えめに利用しているユーザーと言えると思います。
ブログなどでは、きちんと「何をどう書くか」を考えながら書かなければなりませんから
書いているウチに、正直に自分というものに向き合わざるを得なくなる。
ところが、Facebookでは、どうも見ていると発言内容が断片的すぎる。
で、この調査の通り、「あれ、このひと、こんなに立派なひとだったっけ?」
っていうような疑問符が、申し訳ないけれど
ずいぶんと頭のなかをグルグルと行きつ戻りつしてしまうのですね。
って、これは特定の人のことを書いているのではありませんから
けっして誤解のないように。
あくまでも一般的な傾向として、こういう傾向があるのではないかと思うのです。
それと「友だちが5000人」とか、自慢そうにしているケース。
現実世界でそういう人間って、まずあり得ないですよね。
そういうのを「友だち」とはいわない。
で、大体、日本ではFacebookって、昔の「自己啓発」系の匂いがプンプンしてきている。
若い年代のみなさんは、ソーシャルネットワークとしての利用の仕方が
友人関係としても育っている部分があるのだろうと思うのですが、
私たち年代では、そういうのは上記のようなウソくささがつきまとってくる。
Facebookで知り合って、意気投合するなんて、
逆にリアルの世界観はいったいどうなっているのだろうと疑ってしまう。
なので、最近はごく閉じられた集まりくらいしか、興味がなくなっています。
人間、知り合ったって、そうは人間性まで分かりあえることは少ない。
アメリカのような多民族社会ではないのだから、WEBでの人間関係なんて
本質的にはありえないのではないでしょうか?
まぁとりあえず、友だち5000人とかだなんて、やめませんか?

日本人としての対話の機会に

わたし自身は、福島県に何回も足を運んでいて
そこでひとが暮らしている以上、そこに行って、
いっしょに少しでも良くなっていくことにわずかでも尽力したいと念願しています。
起こったことはきわめて深刻な事態だけれど、
それをなんとか収束させることも
日本人に課せられた、汎世界的な課題だとも思っています。
もちろん、目には見えない危険との戦いなので、
そういった部分での恐怖感は十分に理解出来ます。
そうした声を上げること自体は、当然だと考える次第です。
そのうえで、ではどうしたらいいかを考えていこうと思うのです。
現実的に、まずはきちんと収束させるためにも多くの知恵と人手が必要であり、
社会として、そういう心構えを持たなければならない。
そんな気持ちでいて、あんまり世の中の動きの情報は入っていなかったのですが、
きのう、流れていた情報に接しました。

神戸大教授 「福島市長が山形に避難」発言で謝罪へ
 原発事故を受け、神戸大の山内知也教授(放射線計測学)が講演会で「福島市長は山形市に避難している」などと発言した問題をめぐり、福島市は4日、山内教授が9日に福島市を訪れ、瀬戸孝則市長に謝罪すると明らかにした。
 福島市は「発言内容は事実無根」だとして、山内教授に対し謝罪を求める文書を3月26日に発送。山内教授が弁護士を通じて市に謝罪の意を伝えてきたという。
 市によると、山内教授は2月に大阪市で開かれた講演会で、福島市が実施している除染は効果がなく「避難が必要」と言及。「福島市の市長は山形市に住んで、毎日、公用車で通ってきている」などと発言した。

まぁ、こんなことが起こっていることを
情報の世界にいるのに、不覚にも、きのうまで知りませんでした。
発言についてのことは、しっかり謝罪されたらいいと思います。
工学系の研究者の方が発言されるということは
一般の人々にとって、きわめて信憑性が高いと思うのですから、
その前提を、あまり精査せずに発言したのであれば、
科学者として、配慮に欠けているといわれてもやむを得ない。
その上で、福島のひとたちが現実に取り組んでいる実態も
大いに見て行って欲しいと思います。
わたしたち民間の市民は、科学の研究や知見を前提にして
それを頼りにして、どうやったら人間が生きていくことが可能か、
日々、努力していくしかないと思うのです。
同じ人間として、それまで住んでいたかけがえのない愛着のある土地が
きわめて深刻な事態になっている福島の人たちに、
そこでどうやったらいいか、日々、悩みながら現実に立ち向かう人たちに
同じ日本人として、科学者としての力を貸していただきたいと思うのです。

残念なことだと思うのですが
がれき処理の問題など、
いま、日本は大きく世論が分裂していると思います。
社会としての対話のひとつのきっかけに、この謝罪訪問が役立つかも知れないと
祈るような思いを持って見ています。

<写真は、原始時代の狩から還ってきたお父さんと家族の様子の像>

住宅性能向上がリスクを回避させる

いまわが社では、室蘭工大・鎌田紀彦教授の最新の情報発信を企画中。
もうすぐ、全国発売する「Q1.0-X」〜キューワンエックス〜の本です。
正面から「鎌田紀彦教授・監修」という形で発信します。
たいへん長大な文章を書いていただけまして
また、その内容の濃さは圧倒的であります。
高断熱高気密の基本から、現在のエネルギーリスクへの対応まで
まさに縦横無尽に論じられています。
4月末には刊行の予定ですが、住宅に関連するすべてのみなさん、必読の一冊です。
また技術的・専門的な内容も書かれていますが、
多くのユーザーのみなさんにとっても
十分に理解できる平易な語り口で書かれています。
これから家づくりを考えるみなさんにもきわめて有意義な内容だと思います。
ぜひ、書店でお買い求めください。

今日の状況の中で、
省エネと言うことは、待ったなしの局面に来ていると思います。
日本がこれから、世界の中で生き延びていくためには
家庭用のエネルギーの場から、
徹底的な省エネを図っていかなければならない。
それが、原発事故に見舞われた日本の国是になっていかなければならない。
こういったことは、全国民等しく認識していると思う。
産業用のエネルギー確保は、国際競争の中で絶対に不可欠の要素。
それを潤沢に確保させるためにも、
住宅の分野、民生の分野からは、エネルギーを極力減らしていかなければならない。
そのことが、日本の経済安全保障にも繋がっていく。
いま、わたしたちができる最大のことは、このことだと思います。
わたしたち社会は、多くのエネルギー消費の結果、
豊かさを高いレベルで実現している社会だと思います。
その豊かさのレベルを落とさずに、未来に向かって持続可能な社会に転換させて行くには
家庭レベルでの省エネしか、ありえない。
過去の石油危機は、産業の効率化・合理化で乗り切ってきたけれど、
今回のエネルギークライシスは、わたしたちの生活の場からの省エネで
社会の「構造改革」を推し進めるしかない。

やはり考えを進めていけば、
こういった結論こそが、まっとうな考え方だと思う次第です。

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人と情報の意味合い

最近、東日本大震災以降、
いろいろなところでお話しする機会が増えてきて
自分自身が感じてきたことを、正直にお話し続けています。
おおむね、「東北の住まい再生」出版にからんでの取材過程での
情報収集が主体なのですが、
日本の住宅が大きく毀損したという意味では、わたしどもにとって
もっともツボを突かれた部分なので、
東北に立脚して住宅関係の出版をしている人間として
自分に出来るなにごとかをしていきたいと念願しているワケです。

で、きのう、そんなお話をしていた旧知の知人から
「あの話だけど・・・」というような電話連絡を貰いました。
考えてみると、このようなブーメラン現象が最近多いことを再確認した次第。
情報を自分のなかで取材し、その取材に基づいて
なにが核心点なのか、洞察してそれを表現していく。
当たり前なんですが、
メディアの人間というのは、基本的にそういう存在なのだなと再認識させられます。
しかしやはり、そのようにブーメランが還ってくると
すごくうれしい気分になりますね。
まぁそこからどういった展開になるのか、ならないのか、
それはいろいろな事柄が絡んでくるので
一朝一夕には行かないでしょうが、
少なくともお話ししたこと、収集し整理した情報がひとの役に立っている
ということが実感できるというのは、そういった瞬間です。
段々と歳を取ってきて、
やるべきことがらが、すこしずつ明確になってきているなぁと感じています。
誰からも専門的には教えられずに、今日まで出版という仕事をしてきましたが、
「何を、どう表現すべきか」
という点では、たいへん面白みを見いだし続けている昨今であります。

友人たちはぼちぼち、
定年退職とか始まってきているわけですが、
非常に残念に思いながらリタイヤしていくひとも多いだろうなと
そんな思いも沸いてきます。
孤塁を守りながら、こういったひととの縁を拡大させて
できることに取り組んでいきたいと念願しているところです。

進行中の案件については記載できないので、
よく理解できにくいお話しでした(笑)。
申し訳ありませんでした。あしたはもっとわかりやすい話を心がけます。

反小沢・消費税増税

きのうから年度が替わって、新年度ですね。
でも、国の予算は暫定予算なので、本格的にスタートは出来ません。
日本は議会から首相を選出して権力を構成する民主主義政治体制を選択しているので
議会での駆け引きに忙殺されて、
より大きな「国家の方向性」とか、外交的なことだとか、
そういった部分への国のトップの関与が難しい。
国の予算のウチ、本予算である一般会計80兆前後のお金の使途が決まっていない。
そうすると、経済の方では、それ以外の国の予算、
いわゆる「特別会計」での予算、約120〜130兆だけが動いている状態になる。
それらは、政治の関わりの薄い予算として執行されていくのですね。
この部分については、官僚組織が事実上、推進していくことになる。
前回の民主党代表選挙で、目立たなかったけれど、
小沢一郎は、この一般会計と特別会計の両方を200数十兆の予算として
執行を考えていく、という「政権構想」を示していた。
そのことが、多くの「既得権益層」を刺激したのかも知れない。
「あいつはなにをやるか、わからない」
そういう漠然とした権力層での恐怖が、その後も一貫して継続している。
きのうは、明瞭に「小沢切り」での事実上の大連立へのサインを
自民党の幹事長が示した。
今日の状況は、消費税の増税をマスコミ全体として支持している。
そして政治の側でも、そういった翼賛的な体制に向かっている。
なんとも奇妙な状況が持続しているといえるだろうか。
小沢一郎の裁判の結審・判決は4月下旬だという。
そういった隠された「政治スケジュール」が、
政治的動きの起動要因の最大なるものを占めているかのようだ。
その国の政治には、それぞれ特殊な要因が働いて動いていくものだろうけれど、
この「反小沢」的な動きには、その大義名分・理念は見えない。
いまや消費税反対という政治的動きは小沢に極限されている。
反小沢・消費税増税というのが大きな流れのようです。
なぜなんでしょうね? 民間人から見ると奇妙な政治状況に思える。
よほど小沢さんを支持してはいけないタブーでも存在するのか?
そうであれば、政治家はその根拠をそろそろ示す義務があるのではないか。
海外のメディア人からその奇妙さはすでに指摘されている。

でもきのうだか、おとといの野田総理の発言に
日本の総理大臣がなぜ短命なのかということについての
端的な発言がありましたね。
政府の長が、予算委員会やらにカラダが拘束されるシステムになっていて
勢い、そういう内向きのことに日本の「権力」は全精力を使い果たすようになっている、
そういった内容の発言だったと思います。
この発言、案外そのままのような気がします。
野田さんって、いまの政治家の中では比較的正直なタイプのように思っていますが、
そのかれの実感がこもっていると感じました。
よく日本のマスコミがこのことを「おかしな日本」のネタとして
取り上げていますが、そういう理由があってそうなっていることなのだ、
っていうような論調をこそ、マスメディアは切開すべきなのに、
ただ揶揄するだけにしかなっていない。
四半期を経過してきたわけですが、
どうも日本はこういった状況の中で停滞要因が積み重なっている
そんな印象を抱かせられる日々だと思います。
マスコミ発表以外の日本人の世論はいま、どんなところにあるのでしょうね?