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人と情報の意味合い

最近、東日本大震災以降、
いろいろなところでお話しする機会が増えてきて
自分自身が感じてきたことを、正直にお話し続けています。
おおむね、「東北の住まい再生」出版にからんでの取材過程での
情報収集が主体なのですが、
日本の住宅が大きく毀損したという意味では、わたしどもにとって
もっともツボを突かれた部分なので、
東北に立脚して住宅関係の出版をしている人間として
自分に出来るなにごとかをしていきたいと念願しているワケです。

で、きのう、そんなお話をしていた旧知の知人から
「あの話だけど・・・」というような電話連絡を貰いました。
考えてみると、このようなブーメラン現象が最近多いことを再確認した次第。
情報を自分のなかで取材し、その取材に基づいて
なにが核心点なのか、洞察してそれを表現していく。
当たり前なんですが、
メディアの人間というのは、基本的にそういう存在なのだなと再認識させられます。
しかしやはり、そのようにブーメランが還ってくると
すごくうれしい気分になりますね。
まぁそこからどういった展開になるのか、ならないのか、
それはいろいろな事柄が絡んでくるので
一朝一夕には行かないでしょうが、
少なくともお話ししたこと、収集し整理した情報がひとの役に立っている
ということが実感できるというのは、そういった瞬間です。
段々と歳を取ってきて、
やるべきことがらが、すこしずつ明確になってきているなぁと感じています。
誰からも専門的には教えられずに、今日まで出版という仕事をしてきましたが、
「何を、どう表現すべきか」
という点では、たいへん面白みを見いだし続けている昨今であります。

友人たちはぼちぼち、
定年退職とか始まってきているわけですが、
非常に残念に思いながらリタイヤしていくひとも多いだろうなと
そんな思いも沸いてきます。
孤塁を守りながら、こういったひととの縁を拡大させて
できることに取り組んでいきたいと念願しているところです。

進行中の案件については記載できないので、
よく理解できにくいお話しでした(笑)。
申し訳ありませんでした。あしたはもっとわかりやすい話を心がけます。

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