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息子の腹痛、盲腸騒動

きのう夕方4時頃、今週末の講演のPowerpointデータの作成中、
坊主からカミさんのケータイにコール。
きょうから高校で、ケータイ持参OKになったそうなのですが、
そのケータイを使って帰りのバスの中から
「迎えに来て」という断続的なコールということ。
まぁよく状況が詳らかではないけれど、
なにか、緊急的な事態が発生した様子でした。
きのうは、特段のアポイントもなかったので、カミさんが急ぎ迎えに。
で、そのまま近くの「N病院」という国立の大型病院に行ったのですが、
受付は3時まで、ということで、押して頼んでも先生がいない、ということ。
でもそこで近隣の病院を探してくれて、
H内科という、わたしが30年ほど前に胃潰瘍で入院した病院へ。
その段階でわたしに連絡をくれて、
どうも腹痛を訴えていて、これまで経験したことのない痛みなのだという。
症状は進行していて、どんどん痛くなってきているということ。
盲腸なのかなぁ、というところですが、
初診では、盲腸ではないのではないかという所見。
でもすぐに痛みを抑える薬と、血液検査や栄養補給の点滴などを処方してくれました。
その検査結果では、白血球の数値がたいへん多く、
なんらかの炎症、一般的にはやはり盲腸を思わせる数値とのこと。
ただしこの病院はその専門ではないので、
急ぎ連絡を取ってくれまして、やや遠いのだけれど、
自宅からは10km以上ある、白石区のH病院の先生に連絡を取ってくれまして、
そこで急患として看てもらえることに。
で、わたしもクルマを運転していっしょに行って参りました。
造影剤を体に入れて、体の断面写真を取って炎症部位を確定させて、やはり盲腸だという。
しかし、痛みは点滴などの薬の効果で徐々に落ち着いてきて、
血液検査の数値でもほとんど健常レベルに下がってきていました。
お医者さんの説明では、盲腸は、現状のこういう経過であれば、
これで快方に向かう確率が大変高い、ということ。
よく「散らす」というのは、こういった点滴治療などで治まっていく症状のことだそう。
症状も落ち着いているので、本日再診してみて異常がなければ大丈夫ということ。
ほっとひと安心というところであります。
すべての処置が終わったのは、夜の11時近く。
30分ほど掛けての帰り道のクルマが、遅く感じられました。

わたしは盲腸はやったことがないので、
その痛みは経験していませんが、息子の話だと冷や汗が出たのだそうです。
わたしは以前、20代での胃潰瘍や40代での胆石などが痛みのMaxで、
比較のしようもないので、わからない。
ただ、盲腸だとすれば、初期の対応が肝心だという話を聞いたことがあるので、
各病院さんにお願いして、急ぎでの診察をしてもらったのです。
ただ、夕方4時過ぎという時間帯というのは
なんとも困った時間帯ですね。
通常のいろいろな施設の整った大病院では、システム運用をせざるを得ず、
こういった対応が難しい。
必然的に急ぎの患者側で病院を転々とせざるを得ない。
身の回りにいる人間が対応をいろいろと考えて臨機応変にやっていかなければならない。
帰り道、息子が
「おれ、年寄りでひとりになっていたら、マジ死んでいた」
ってやや大袈裟に言っていましたが、まぁやはり家族に包まれているというのは
人間にとってきわめて大切なことですね。

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