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札幌中央卸売市場にて買い出し

東北からのご一行様、1日目の日程終了間際の食事会で
「土産品の買い出し、前回来たときは札幌中央卸売市場に連れてって貰った」
という話題で盛り上がってしまった。
どうやら、前回5年ほど前にはわたしが案内してあげたようなんですね。
いやはや、ということでやむなく、夜12時過ぎの就寝で朝5時に起きて
ご案内役を引き受けざるを得なくなった(笑)。
気心が知れた人たち、どうもわたしの扱い方をよく知っている。
で、確か前回は札幌中央卸売市場「場外市場」だったのですが、
今回は、その後何回か他のみなさんを案内して
「場内市場」に入っていっていたので、
今回、みなさん総勢7人で行ってみました。
活気と喧噪にまみれた朝の場内市場であります。
いま、北海道で揚がっている魚介類がおおむね取引されている現場です。
わたしは市場には青果の方ですが、小さい頃から行っているので
なんの抵抗感もなく、どんどん行ってしまう次第。
魚介類のほうも、まさに満艦飾のように新鮮魚介があふれかえっております。
ひとしきり見学した後、やはりお目にとまったのは毛ガニ。
オホーツク産の毛ガニが6杯で12000円という魚箱に目が止まった。
全体で4.5kgということなので、
1パイは800g見当という大きさのヤツであります。
ひとりが目を付けると、あっという間に群集心理が働いて
あれよあれよと、買い付けが始まりました。
となりの店では、まぁ、見たこともない大ぶりの「ほっけ」に目が点に。
頭を落としたヤツですが、
「どうやって焼こうか、グリルには入りそうもない」というため息。
こういうのはフラパンで焼くといい、というアドバイスがあり、
それならと3匹を購入。なんですが、これで6人分で、1日食べ続けるくらいある。
あんまり時間がなかったので、女性2名をホテルに送ろうとしたら、
男性の4人は、ここで「中落ち丼」を食べていきたい、ということに。
場外の店に食堂のような場所があって、
そこで朝飯を、豪華まぐろの中落ち丼で決めようという算段なのですね。
なかなか目敏いみなさんであります(笑)。
あとで聞いたら、「超満足」ということで、
今回の見学ツアー、食については予想を遙かに超える満足感を得ていただけたようです。

上の写真は、大ぶりのツブから身を刳りだしたところ。
鮮やかな包丁捌きだけでも、面白く見られる。
途中ではまぐろの解体も現場でやっておりまして、
まぁ、見ているだけでも血の騒ぐ、市場買い出しでありました。

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