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学生の匠より〜2

すごかった!駒大苫小牧! 北海道中が「まさか? !!」の大騒ぎですね!
おめでとう! そしてありがとう!
さて学生の匠より、の第2回。
実施作品になるJRN大賞に輝いたのは、室蘭工業大学 建設システム工学科修士2年・佐々木 祐介君のチーム。
この作品は、この家のリフォームの第一ポイントである「構造」について、その制約を踏まえながら、可能な限り大きく開口部を開けるプランです。構造素地あらわしにしてガラスで被覆させることで南北を大きく開口させ、さらに、おなじくメッシュ状の鋼板をはることで床を吹き抜けのようにもしています。
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大胆で開放的なプランですが、「こんな暮らしがしたい」という点で明確なメッセージ性を持っています。2人だけの家なのにこまごまと部屋割りしてあって、ふさわしくない。それに対して「お互いの存在を常に感じられる分け方」にするというのが大きなポイント。そのためにはシンプルな空間であることが大切ということから、南北方向に大きな開口部を集中させている。「ひとつなぎの家」が設計コンセプト。
実際の「実施プラン」はこれから煮詰めていくことになるので、予算や構造からの詳細な検討が加えられ、このプランのコンセプトを大事にしながら、実施可能なリフォームになっていきます。
現在急ピッチで、学生さんも交えながら詳細プランが打ち合わせされています。この後、9月には工事に着工し、目標としては10月下旬〜11月にはリフォームが完成する予定です。

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