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長く熱い夏の自然

今朝も散歩に行って帰ってきましたが、
まだまだ札幌の9月、暑い日が続きそうであります。
今週から来週にかけての気温の予報を見ても、
30℃超えが予想されていて、46年ぶりとかの猛暑、というか、残暑の
暑い日がまだまだ継続していきそうな気配であります。

そんなことで、散歩道でも
動物たちの活動が目に見えて活発なように見受けられます。
北海道神宮境内は、後背の円山からの山並みに連なっていて
市街地と自然領域の境界に存在しているのですが、
ことしはリスの数がたいへん多いように思います。
最近は、散歩の40分ほどの間に十匹以上発見いたします。
先日など、境内の緑地帯を抜けて100m道路を渡って別の緑地めがけて
決死の横断を試みるヤツもいて
わたしのクルマにあやうく轢かれそうになっておりました。
後続車を気にしながらも、なんとかブレーキをかけて
殺リスを免れたのですが、
ヤツらもテリトリーの拡大に必死なのではないかと推察します。
たぶん、天候の良さからコロニーの生存可能数を超えて個体が発生し、
そういった自然的生存域拡張活動なのではないか、と。
きのうは、札幌市南区の芸術の森美術館で
ヒグマの目撃情報があって、野外美術館が閉鎖のやむなきに至っていた。
最近のニュースでは、札幌の市街地でも目撃情報が頻発している。

旺盛な自然の息吹はうれしいことでありますが、
人間界と自然界の境界部分では、注意深い行動が必要になるでしょうね。
真ん中の写真は、先日訪れてみた北上市郊外の国見山廃寺周辺に
至ったときに、まるでわたしの車を先導するように導いてくれた
猛禽類のワシであります。
なかなかに勇ましい飛翔の仕方で、まことに魅せられる。
人間界と自然界、それぞれで別の原理原則で動いているのですが、
ときにはシンクロするような瞬間もある。
いろいろと教わることも多いと、
祈りに似たような思いでかれらの行動に見とれていることもあります。

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