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ナラの無垢材

もう、今から何年前だったか、定かではないのだけれど、
建築関係の知人から、無垢材のナラをいっしょに購入しに行きませんか?
というお誘いを受けて、旭川の近くの芦別の山に行って購入しておいたナラ材です。
まぁ10年は経っているのですが、
その購入した時点でもすでに伐採してから10年寝かしておきました、
っていうようにいわれていた。
で、どんな家具に仕立てるにせよ、置く家に持ち込んでそこの空気を吸わせていた方が
いい仕上がりが期待できる。
それ以上は反ったり、暴れたりはしなくなりますから、と言われていた。
ということで、わが家に持ち込んでいずれ、テーブルにしようと思っていたのですが、
とりあえず脚としてブロックの上に載せて、
ご覧のような座卓テーブル的な使い方をしてわが家の居間の一隅を占拠していた。
今回、椅子の張り替え時期と言うことで
その玉突き的に、「いよいよやるか」ということになった次第です。
なんですが、工務店の土場である程度は加工してきたのですが、
わが家に来てからもこのナラ材、ものすごい暴れ方をしていた。
こうやって置いておいたのですが、
4隅はそれぞれ勝手バラバラにあちこちの方向をそれぞれ向いています(笑)。
年輪を見てみると、300年くらいの樹齢のようです。
長さで250cm、厚みは10cmはあります。
で、今回じっくりと大工さんと観察してみたら、
どうも、根元方向で見るとこれは素性の違う2本のナラが、
くっついて1本の木になっているように思われます。
で、それぞれが強く個性を主張して、調和と言うよりもてんでんばらばら志向。
「まるで俺たち夫婦みたいだな」という、わが家らしい材であります(笑)。
さぁ、そういうナラ材がおとなしく、ひとつのテーブルに治まってくれるか、
本日朝から、大工さんに委ねることになります。
山本さんという方ですが、わたしたち夫婦の子どもを預かってもらった
保育園での保護者会で、ご夫婦ともいっしょだった方。
なので、わたしたちの呼吸も知っていることから、
きっと上手に仕上げてくれるものと、祈るような心境であります(笑)。

しかし、こういう経緯で見ていると
このナラ材、まるで生き物のように思われるから不思議であります。
まぁ、動物でもないのでそんなに意志があるとは思えないのですが、
さりとて、とてもとても無機質なものとは思えない。
観念して美しいテーブルになってくれと、じっくり語りかけております。
さてどんな仕上がりになってくれるものか、
あるいはつむじをさらに曲げて、
手に負えないような大暴れを見せてくれるかも知れません。
いま、コーティングしてある塗装面を落としたら、
材の本性がふたたび露わになる、というようにも言われているのです。
まことに「無垢」という語感にぴったりですね。
ということなのですが、
今朝、山本さんを少し手伝ってから、
わたしは、東京でのイベントに出張しなければならない。
なので、どんな風になるのかは、帰って来てからのお楽しみなわけであります。
ハラハラドキドキ、一期一会のカンナ掛け、間もなくであります。
どうなっているか、たぶん、日曜日のブログでご紹介できると思います。
乞うご期待!

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