本文へジャンプ

和デザインのツーバイフォー

6670.jpg
とても大空間を実現させながら、
暖かくて、気密性がすぐれたツーバイフォーで和風という住宅を拝見。
和のしつらいが施されたアプローチ、玄関を入って、
見上げるばかりの大空間が高々と迎えてくれました。
これだけの大空間を在来木造で作るとすると、
相当大きな構造材が必要になってくるはず。
そういう意味では、ツーバイフォーで作ったというのは合理的な選択といえます。
在来では小屋組だけでも、たくさんの構造材があらわれてくるはずですから、
その点だけで考えても、ツーバイフォーのほうが合理的。
大空間で、ほんわかと暖かい室内環境も実現していて、
でも、天井にはなんと、葦簀(よしず)も張られている和の空間。
って、在来工法では、普通こういう仕上げは考えないようなデザイン。
全体としては和風の感じを持つのですが、
ちょっと違う、スケール感覚の違う和風、という感じでしょうか。
写真は2層分の吹き抜け天井空間を持つ2間続きの和室から
隣接しているリビングルームを見返したところ。
ちょっと不思議な感覚に襲われるようなインテリア空間です。
ビルダーさんに聞いたら、建て主さんの要望が和風住宅ということで、
ツーバイフォーを専門に作っているけれど、
在来工法でも積算してみたのだそうです。
そうすると、構造材だけでもかなりのコストがかかる計算になったので、
こういう和風ツーバイフォーフォーという住宅に
挑戦してみようということになったのだとか。
とくに玄関からすぐの2間続きの和室は確かに壮観。
天井は高々と10m近くあり、間延びしないようにと、
1階天井部分には木組み格子もデザイン的にあしらっています。
とてもデジカメでは全景を表現することが出来ません。
今度1月15日発売のリプラン東北版に掲載予定ですので、
興味をお持ちの方は、ぜひごらんください。
まぁ、買っていただくのは強制ではありません(笑)、って宣伝っぽいですけど(汗)。

コメントを投稿

「※誹謗中傷や、悪意のある書き込み、営利目的などのコメントを防ぐために、投稿された全てのコメントは一時的に保留されますのでご了承ください。」

You must be logged in to post a comment.