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300mm断熱手法

建築家・山本亜耕さんの住宅現場見学会より。
300mm断熱というのは、GW換算でのもので、
この現場では軸間100mmプラス外張り付加で、GW200mm相当の
板状断熱材100mmを外側に付加するというもの。
手で示している部分は、継ぎ足しの部分で、
45mm角の保持木材で断熱材を押さえ、熱橋になることを緩和させるのに、
さらにそのうえから、同様の断熱材で押さえ込んでいます。

最近、実に多くの動きが出てきていますね。
自立循環型住宅とか、ドイツパッシブハウスとか、
で、それぞれに「住宅性能」を謳い込んでいるわけですが、
ユーザー側からすると、
どうにも、見えない部分なのではないかと思われてなりません。
北海道には、自立循環型住宅というのは
対応する予定がない、ということだそうで、
北海道以外のところで、自立循環型という住宅性能基準を
事実上、打ち立てたい、というような動きを感じます。
北海道として、こういった動きに対して
どのように対応していけばいいのか、
なかなか難しい部分ですね。
自立循環型、というものは、断熱気密の要素技術が基本であって、
そのうえで、住宅機器についての性能向上をめざすもの。
前後の問題にしか過ぎないように思うのですが、
寒冷地住宅についての知見は意図的にか、どうか、
回避しているきらいがあるように思われます。
それ以外の、建物の日射遮蔽や換気通風の知恵とか、
そういった、いわばあたりまえのことを
まとめているに過ぎないのではと、思ってしまいます。
ただ、そこに投資された国費は相当なレベルであり、
その内容も、幅広く深いのはその通りだと思います。

そんな思いを感じながら、
山本さんの住宅の説明を受けていて
まことにまっとうに、考えられる手順なり技術なりを
積み上げていることが、伝わってきました。

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